夫から、気になることがあると言われ、長男のランドセルから出てきたという1枚の折り紙を手渡されました。
そこには、うるさい、だの、死ね、だの、いわゆる悪口言葉が羅列されていました
夫は、長男がいじめられているのではないかと疑ったようなのですが、悪口の冒頭には、私も知っているクラスの男の子の名前が書かれていました。
仮にA君と呼びますが、A君はトラブルメーカーで、うちの長男とも何度かトラブルがあり、先生から電話がかかってきているような子です。
その後も、長男の話によれば、その言動のせいでクラスの誰も友達じゃないと言っていました
じゃあ一体この悪口手紙は何なんだと。
筆跡を見る限り、幸い長男ではなさそうです。(長男よりも字がきれい)
ちゃんと時間をとって、長男と向かい合って、この手紙はどうしたのか、と言う話を聞きました。
そしたら、クラスの女の子からもらったのだと。
少し大人びた印象のある女の子でした。
なぜうちの長男にそんなものを渡してきたのか、その理由は長男もわからないようでしたが、もうその紙自体が汚らわしく思えて、嫌な気持ちになりました。
長男とは、これはいじめであること、これに加担してはいけないこと、こういうものを誰かからもらっても「いらない」と断ることなどを伝えました。
長男も、もらって嫌な気持ちだったようですし、そのA君とはほんの少しだけだけど、仲良くしてあげているとのことだったので、しばらく静観することにします。
A君は確かに、悪目立ちする行動をとるので、悪く言われがちな傾向はあると思います。
でも、だから叩いていい、いじめていいわけではない、というよくある話に照らし合わせると、まだ小学2年生なのに「あいつは叩いていいやつだ」みたいなネットリンチのような気持ちがすでに生まれ、行動に出ていることに、結構おぞましさを感じました。
彼女の心に問題があるわけです。家庭環境なのかな…同じマンションだけど、大丈夫かな…
反面教師のようですが、まだ真っ直ぐなはずの長男の心が歪まないように、勉強に躓いてもガミガミ追い詰めないようにしなきゃ、とあらためて思い知らされました。
いや、でもうちの長男も、親の前とは違う姿をすでに持っている可能性はありますから、注意を払っていきたいと思います
こんなことも昔ありましたし。