プロペシアの副作用に自殺衝動が臨床薬理学の医療ジャーナルで2015年7月に紹介されました。 | 育毛・発毛情報ブログ 国内外の最先端の育毛法で薄毛を解決する方法を紹介

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上記で青いタイトルを押していただくと原文が記載されているブログでより詳し説明しています。
2015年07月25日
テーマ:ブログ
今年に入りプロペシアに関連した新たな発表がいくつもされていることを先日のブログでご紹介しましたが新たに薬理学的にもプロペシアによる自殺衝動についての研究が2015年7月23日に発表されました。

プロペシアの承認前の治験不足、テストステロンへの影響、脳や脊髄の試料としての募集
 
その中でテストステロンへの影響や脊髄を通じて脳にもフィナステリド成分が性欲減退やEDだけではなく、鬱的症状を発症することが懸念されています。

服用される方の元々のテストステロンレベルによってはLOH(男性更年期障害)のように異常に男性ホルモンを抑えられてしまい、EDや精力減退、鬱といった症状を発症する場合もあるのですがLOHとフィナステリド症候群の症状は酷似しています。

フィナステリドの影響でLOHになっていれば服用を中止することで改善をしたり、男性ホルモンを補充するなどして改善がみられる場合があります。

今回 薬理学の専門医療ジャーナルは1998~2013年に18~45歳の低用量フィナステリド製剤を服用し報告された4910件の有害事象から性的不能や自殺衝動が確認されたと発表しました。

 The Journal of Human Pharmacology and Drug Therapy


“Persistent Sexual Dysfunction and Suicidal Ideation in Young Men Treated with Low-Dose Finasteride,”

http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/phar.1612/abstract

これまでにも内分泌学や精神科医学の分野では様々な論文が学術発表されていますが薬などを専門的に研究している臨床薬理学的にも今回、プロペシアのような低用量フィナステリド製剤で副作用や後遺症の発症の可能性があることが確認されました。

現在でも日本では以下のようなことが信じられています。
「医師が処方しているから薄毛に効果がある」
「医薬品として認可されているから安全であり副作用や後遺症はおこらない」

ですが最新の医学研究では副作用や後遺症の可能性が報告されています。

原因や因果関係が全く解明されておらず服用を中止しても改善せず、抗うつ剤、ED薬、ホルモン補充を行っても回復しないのがフィナステリド症候群の特徴です。

本当に服用をすることが最善の方法かはよく考えていただいたほうが良いと思います。