モラハラ夫に耐えかねて離婚を決意。
別居から1年11ヶ月。
離婚調停から離婚裁判へ移行し、
結婚19年目で和解し離婚が成立した。




思い立ったら吉日
善は急げ
鉄は熱いうちに打て

昔の人は上手いこと言ったものだ。

理不尽な扱いを受けた今日
この日
この瞬間に
私はこのモラハラが蔓延する職場とおさらばすると決めた。

家に帰り引き出しを漁り
シンプルな白い便箋を取り出す。

ふーっと息を吐き出し『退職願』をしたためる。
この白い便箋はなかなかの由緒正しき物?で
モラ夫との離婚裁判で提出する『陳述書』や
『調査官』や『裁判官』に宛てた手紙を書いたりもした。

『退職願』を何度も書いては破り、また書き直す。
何だかしっくりこないのだ……。
やっと書き終えたと思ったが
判子が上手く押せずにまた書き直す。
何度も何度も書き直して、
その度に決心は揺るがないものとなっていく。
やっと納得の行く『退職願』が書けた頃には
かなりの時間が経っていた。

ちなみにしっくりこなかったのには明確な理由があった。
私はずっと日付を令和4年と書いていたのだ。
自分のおっちょこちょいぶりを甘くみてはいけない……。

そんな私の性質を熟知している娘から
退職に関する資料が送られてくる。
やっと辞める気になってくれたと喜んでいた。

これはもうデジャブだ。
モラ夫との離婚を決めたのも
娘からのアシストのおかげだった。

「見切りつけるの大分早くなったね!
(離婚を決意するまでの)17年から1年半になった!!」
なんて言うので笑ってしまった。

動き出さなければ何も変わらない。
私はそれを知っている。
そして動き出すことによって新しい世界が広がることも私は知っている。

よし大丈夫。
明日言おう。

敵は
「辞めたい」と訴えていたパートの女性を
半年間無視したモラハラ次長なり。
いざ参らん!!