主に睡眠時無呼吸症候群を見ておりますが、
その他の過眠症であるナルコレプシーや特発性過眠症、周期性四肢運動障害など日中の過眠をもらたす疾患について、診断、治療を行っております
閉塞性睡眠時無呼吸症候群の場合は、
眠気を訴えてくる人もおりますが、
ベッドパートナーから、鼾がうるさい
呼吸が止まっているなどと言われて受診される方も多いです
眠気などの症状があったらあれば、自ら受診することもあると思いますが、眠気がない人の場合は他人からの指摘がないと受診することはないでしょう
睡眠専門外来を始めたきっかけは、
脳血管障害の患者さんの入院患者さんを診ていて
回診のときに大きな鼾かいて寝ていたり、寝ていて無呼吸になっていることがあります
再発予防において、いろいろな生活習慣病の動脈硬化のリスク因子をしっかり管理しても、
閉塞性睡眠時無呼吸症候群の治療を行っていなければ、再発リスクが上がってしまいます
また心筋梗塞などの冠動脈疾患など、心疾患のリスクも増えてしまいます
通常、寝ている時は副交感神経優位になり、
血圧や脈拍は下がって、心臓もお休みします
心臓は、全身に血液を送るポンプの役割をしている臓器ですが、全身に血液を送るというのは赤血球が全身に酸素を運んでいるということです
そこで、無呼吸や低呼吸になって、酸素不足になるとどうなるか?
容易に想像できると思いますが、
心臓が頑張って働き続けて、酸素を供給しようとします
それ故に、脈拍が上がったり、血圧が上がったりしてしまい、寝ている時も心臓は絶えず頑張るし、血管にも負担がかかることになってしまいます
先日、60代前半で、まだ子供が小学校低学年であるという患者さんが来院されました
重度の閉塞性睡眠時無呼吸症候群でありました
まだまだ子供が小さく元気でいなきゃいけないんですとおっしゃっておりました
治療をすることで、予防医学として冠動脈疾患や脳血管障害を未然に防ぐことができる可能性はあります
睡眠専門外来は、たくさんの方の健康寿命の伸延に力添えできるライフワークになれればいいなと思い始めた外来です
最近は、近隣医療機関に周知して頂けるようになり、嬉しいことに紹介患者さんはどんどん増えております
少しでも患者さんの健康に力添えできるよう努力していきます