睡眠時無呼吸症候群のリスクに肥満があります
肥満の人は、喉の周りに脂肪がついて、気道が狭くなるため、そのように言われています
一方、睡眠時無呼吸症候群の人は、肥満になりやすいとも言われているとのこと
なぜかというと
睡眠中に成長ホルモンが分泌されるのですが、
成長ホルモンは、脂肪を分解する作用があります
睡眠時無呼吸症候群の人は、成長ホルモンの分泌が3割程度に減少するとのことであり、
それにより、脂肪の分解が少なくなり、肥満になりやすいという訳のよう
肥満だから、睡眠時無呼吸症候群になりやすいし、
睡眠時無呼吸症候群だから、より肥満になりやすい
と言う悪循環に陥ってしまう
故に、睡眠時無呼吸症候群の治療をすることで、
成長ホルモンの分泌が正常になり、
肥満が解消される可能性もあり、
それにより、肥満が原因で起こっていた睡眠時無呼吸症候群も治ってしまう可能性があります
あまり睡眠時無呼吸症候群に関して、知りませんでしたが
現勤務先の理事長より、
睡眠外来をしてもらえないか?
との提案があり、
睡眠時無呼吸症候群に関して勉強中です
一般的なことは知っていましたが、
少し深く勉強すると面白く、いろいろな生体への影響を来す怖い病気で、深い病気であることがわかります
世の中には、たくさんの睡眠時無呼吸症候群の人がいて、
未治療な人が多いのが現状です
需要は間違いなくあるでしょう
ちゃんと勉強せずに睡眠外来をやっている先生もいるであろうし、
しっかり勉強し、患者さんに還元できればと思います