こちらベガスは、毎日暑い日が続いています。
朝早くに庭の見回りをしたら、あとは、夕方のダンスのレッスンにスタジオに行く以外は、
外に出る事が出来なくなってしまいました。
室内から、ボケーと外を眺めながら、伸びた草を抜くでもなく、グータラ生活の極みです。
リビングの窓の外は、葡萄が二階のベランダまで蔓を伸ばし、沢山の実をつけていますし、
ポーチの天井も、外側の壁から勝手に伸びてきたボストンアイビーで
朝早くだと、例のこのグータラ椅子で、のんびりとお茶でも飲めるのですが、
朝日が昇ってきたら、もう夕日が沈むまでは、ここでもダメです。
年中毛皮を着ている、ワンニャン軍団は、そのところをもう良く分かっていて、
涼しくなるまではトイレ以外は、もう外に出ようともしません。
ご主人様たち同様、冷房の効いた室内で、全く緊張感のない、罰当たりな毎日を
過ごしております。
こういった生活が続けば、当然のことながら、いくらダンスをやっているとはいえ
知らないうちに、おやつを口に放り込むことが多くなり、忘れた頃に、恐ろしい結果
が目に見えてくるのは解かっているのですが、そうこうしているうちに、それにまた
拍車をかけるかのように、先日、日本のスーパーでこんな物を見つけました。
日本に居た時に大好きだった 干し柿 です。
私がまだ子供の頃、私の家の庭にも祖母が植えたという大きな柿の木があり、
いつも、その実がなるのを楽しみにしていました。
ある時、何かで、東北地方の農家の軒先に吊るした干し柿を見て、母に無理を言って
買ってもらったことがありました。
私の住んでいた地域には、そのようなものがなかったので、当時は高価なものだった
のでしょうが、実家を出るまで、毎年お正月には、私の好物だからと、いつも用意して
くれていたのです。
それから40年近く、全く口に出来なかった干し柿を久しぶりに口にして、あの時と同じ味
だと、当時のことを懐かしく思い出しました。
いまだに日本の味が大好きな私の胃袋は、どうも、食べる物に関しては、こちらのものを
受け入れることが出来ない、頑固な胃袋 のようです。
話題が全く変わるのですが、先日娘から、仕事で行ったセドナのお土産をもらいました。
セドナの土染めのTシャツです。
ここからは、車で4-5時間、友人と一泊して、自然の中に身を置き、のんびり散策
でもしてこようと 今、計画を練っています。