台風が近づいてる。
さっきは地震もあったようだ。
一階で歌の練習をしていて揺れに気付かなかった。
関西でニュースを見た夫から電話が掛かってきて知った。
調べるとこのあたりは震度２くらい。
二階に居たらきっと気付いたと思う。
神奈川は最近地震が続いているし、さらに台風も。
不安な夜だ。
母の家の冷凍庫はパンパン。
普通これでパンパンだよねと思う状態の3割増しくらいのパンパン。
開けるだけで一苦労、なんとか開けられても今度は重みでレールが外れてしまい閉められない。
冷蔵庫もパンパンだが、こちらは明らかに傷んでいるものは捨てることができる。
ものすごく心苦しいが。
冷凍は冷凍焼けくらいでは処分させてくれない。
「お母さん、注文し過ぎ」と言っても「自分で買いに行かれへんから不安やねん。食べるもんなくなったらどうしようって思うねん」
こればかり。
気持ちはわかるけど、この量は異常。
「今の時代、何とでもなるから。ちゃんと要るもの届けるから」と言っても全然響かない。
そこへさらに今週分のコープの配達がやってきた。
もう冷蔵庫冷凍庫ともに1ミリの隙間もない。
仕方がないので急遽、できるだけかさばる食材を使って3品ほどおかずを作る。
暑い。暑い。暑い。
私が着いてからエアコンをつけたが、冷風はキッチンに届かない。
これヘタしたら熱中症になるなと思いながらフライパンと鍋とグリル同時進行。
兄が来たのでこの状況を把握してもらおうと冷凍庫のものを全出ししてみた。
それを見た途端、兄は「コープをいったん止めよ」と言った。
冷凍庫が開け閉めできなくなって近所の人に4回も直してもらったという話をしても、このままだと冷蔵庫壊れると訴えても、兄はそうか～程度の反応だったが、全出ししたのを見てやっと危機感をもったようだ。
いつ来てもパンパンの冷凍庫や冷蔵庫を見るのがこわい。
それ以上に、そのことを特に何も思わず次々と注文してしまう母がこわい。
それはもう私の知っている母ではない。
母は自分で買い物ができなくなった今、コープのカタログを見て品物を選ぶのが楽しみの一つだと思うから、それを取り上げてしまうのは申し訳ないと思う。
でももう限界。
夕飯はまた前と別のお弁当を取る手配を兄がしているし、そうなると食材はほとんどいらなくなる。
あとはネットスーパーで要るものを要る時に届けてもらうように私が手配しようと思っている。
まだまだ序の口の段階だけど、なかなかに心苦しい選択を迫られた。
日本酒、おいしい
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