少し前に、電車で本を読む人のことをSNSで色々言い合っているのをみかけました。
混み合わない時間帯にバスや電車に長めに乗るとわかっているとき、自分も本を持って出掛けます。
スマホを見ている人が多い中、本を出して読むのはなんとなく目立ってしまっていやだなと思うこともあります。
いやだなと思うという気持ちの中には『いまどき電子書籍じゃなくて紙の本を読んでいる』ことは恥ずかしいのかな(それがわからない)というのと、単に『目立つことはなるべくしたくない』というのがあるからで、でもそういうのは『気にしてもしかたない。自分は紙の本が好きだしこの時間に本を読みたいんだからそうしよう』と思うようにしているだけ。
そして自分にとっては本を読むことは完全な娯楽で、スマホでゲームをしたり動画を観たりすることとまったく同じ感覚と思っているから、SNSで『知的アピール』とか『マウント』とかいう見方があると知って、ええっ、とびっくりしたのが正直なところです。
SNSで言い合うのを読んでいると、マウントとかそういう見方ではない人が結局圧倒的に多かったようでしたが。
昔でいうと、電車で本や新聞を読む人はたくさんいて、その中でたとえば英字新聞を読んでいる人がいると「おお」と思ったりするのに似ているかもしれない。読んでる当人は『知的アピール』しているつもりはなく、ただ読みたくてとか、勉強したくて読んでいるだけなのに、と。
いまはそういう、ちょっと思っただけの最初の小さな声がSNSにあがって、その波紋がすぐに広がってしまう。
気にしなければすむこと、というのはわかっていても、やっぱりひっかかりは残ります。










