最近わりと体調いいかもと思っていたのに、お年頃的にそういうのって続かない。
今日はまた膀胱炎の兆しが。
あれ？と思ってからこれはまずい…までが早い。
今までは症状が出始めたらすぐに抗生剤を出してもらわないとと焦ったが、病院に行けない時は鎮痛剤を用いてその間になるべく身体の力をつけるという話をYouTubeで見ていたのを参考にした。
土曜の午後診は休みなので、とりあえずイブを2錠と水をいっぱい飲んで寝た。
昨年末に漢方薬も処方されていたのを思い出したから夜はそれも飲む。
月曜日までこれでなんとか持たせたい。
小川哲『君のクイズ』
話題になった小説だけあって面白かった。
最後は少しあっけないというか、しぼんじゃったかなという気もしたけど。
クイズの精鋭者たちの世界を少し知ることができたし、どんな世界もただ上手なだけ、知識や手数が多いだけでは太刀打ちできないものなんだと思った。
自分は子どもの頃クイズ番組が好きだったけど今はほとんど見ない。
気楽に番組を楽しめばいいと思っても、家族が一緒だと無意識に負けん気が出てしまって疲れるし、じゃあ誰もいない時なら楽しいかというとクイズはひとりだと物足りない気がする。
ただ、この小説の中にもあったけど、クイズの内容が今までの自分の経験や思い出を引き出すというか、景色やにおいやそこにいた人教えてくれた人が浮かび上がってくることがある。
むしろ問題ごとにそれがあるから、クイズの答えを考えるのと、当時の情報が次々湧き出てくることで脳が忙しくなる。
学校で習うような内容なら、教室や先生や友だちやそのころの自分、そこに紐付いて嫌だったことやうまくいかなかったことも思い出してつらくなったりも。
そういうことが何度かあってクイズを見なくなったのかもしれない。
クイズは人生、人生はクイズ、ある意味本当にそうなんだろうなとは思う。
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