【5月11日(木)】

6時半起床。
4時過ぎの緊急地震速報で飛び起き、身構えた(結局身構えることしかできない)が、さほど大きくは揺れず。
地震より速報の音に心臓バクバク。
その後もう少し寝られるならと横になったが、ほとんど眠れず。
前日も揺れたし、寝る前に『地震が来ませんように』と祈ったのに。容赦ないな。
先日の能登の地震、今回の千葉の震源地のことを思えばこの辺りは大したことはなかったのだが、ひとりだったし、もっと大きな地震だったら、そして猫たちどうすると、頭の中でぐるぐるとシミュレーションしていた。



不安はなくならないが、映画の予約をしていたので昼前に出掛ける。
イタリア映画『丘の上の本屋さん』
レビューを少し読んでしまって、退屈だとかユニセフがどうとか書かれていたから期待しすぎないで観たけど、自分にとってはとても良い映画だった。
(ただ、睡眠不足のせいで途中2、3度瞬間的に落ちたと思う。退屈したからじゃない。だからもう一回観たい)

レビュー、口コミが役に立ったこともあるから言い切ることはできないけど、やっぱり自分が実際に観たり、使ってみないと自分にとっての価値はわからないと思う。

レビューにもあるとおり、本当にこれといって大きなことは起こらない。
でも昨日と全く同じ今日はないので、小さな波はちゃんといくつもある。
本屋さんに訪れる少し個性的な人たち。
店主のおじいさんの対応がいつも対等で温かく、ちょっとひねりやスパイスがあって良いなと思う。

「本は二度読むんだ。
一度目は理解し、二度目は考えるんだ」
ほんと、それですね。
全部忘れてもその時楽しければいいと思ってる自分、反省しました。

移民の少年に本を貸し続けるおじいさん。
読んで何を感じたか尋ねる。
親以外の大人にこんなふうに添ってもらって成長できるって尊いこと。

ラストは、さすがに、そこにいきますかとちょっと思ったけれど。
でも大事なこと。
右とか左とか思想がどうとかで決めつけて白けてしまう(そういう人、身近にもいてすごく苦手)は違う気がする。


本好きだから面白く感じたのか、そのあたりはよくわからないけど、もう一度ちゃんと観たいくらい良かったです。











雷雨の予報で映画終わってすぐ帰宅

餃子パパッと包んでひとり昼飲み

今日はもうこれでヨシってなった






ランキングに参加しています
よろしければバナークリックをお願いします
にほんブログ村 その他日記ブログ 60代女性日記へ