【4月2日(日)】

6時起床。
前日に比べると肌寒い。花冷えというのかな。
ずいぶん前にチケット予約していたミュージカル『おとこたち』@PARCO劇場に夫婦で出掛ける。
観劇前の軽食は渋谷マークシティのパン&カフェの『ジャン・フランソワ』で。
数年に一回くらいしか利用しないが、いつも絵に描いたようにフランス人のお客さんが何人かいる。交わされるフランス語は空気に溶けてフワフワと消えていく。




ミュージカルの内容はほとんど調べずに行ったが、なんとなくタイムリーというか、折りしもというか、私たちに刺さるセリフがたくさんあり、心揺さぶられた。
音楽も良かった。
男性陣、ひときわハリのある歌声は聞いたことあると思ったら、朝ドラ『エール』の最終回に『イヨマンテの夜』を歌っていた吉原光夫さんだった。
大原櫻子さん、大活躍でした。
歌はもちろん素晴らしいですが、お芝居も。
大原櫻子さんも朝ドラ『なつぞら』に出ていて、その時もお芝居良いなぁと思った。
他の出演者の方々も歌、お芝居、それぞれとてもこなれていて良かった。
歌はピッチが気になる時も。やっぱりビッチって大事だ。





出演者を抑えるためか、もともとの演出なのか、一人何役も兼ねているので、ちょっとわかりにくいところはある。
他のお芝居でも感じたが場面転換も道具の位置や角度をちょっと変えたりと簡単なものが多く、出演者自らが芝居の中で動かしたり他の人に衣装を着せたりする。

シンプルの良さはあるし、工夫も苦心も感じるけど、カテゴリ違いとはいえそれこそ先日の劇団四季の舞台と比べるといかにも簡素、と思わないでもない。
休憩中にロビーで関係者の方なのか、出演者やスタッフの数、PARCOのキャパのことなどを嘆いて?愚痴って?いたので、このお芝居に限らず、一番やりたい形ではやれていない部分もあるのかなと。




4人のおとこたちの人生、ちょっと極端なところはあるけど、誰しもどこかに共感できるところがありそう。おんなの方が一枚うわてなことが多いけど、可愛げがあるのはおとこの方なんだろうな。
いずれにしても、人生ってそんなに長くない。
還暦を迎えて今まで以上にひしひしと感じる。
前日の夫の決意表明?もきっと無関係じゃない。





東京公演の千穐楽でした







※今日は見出し入れてみた





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