娘は3歳になるころ、もう親と手を繋がなくなった。
歩く時はひとりで歩く。
危ない時だけは離さないようにしていたが、それが過ぎるとまたすぐ手を振り放つ。
初めての子どもだったからよくわからなかったけれど、周りの同じくらいの子たちはまだまだお母さんべったりの様子で、うちの子は自立心が強いと思えばいいのか、でもやっぱりもう少し甘えてほしいなと寂しさも感じていた。
うちの猫のふうも、来てすぐはすぐに膝や肩に乗ってきて、寝るのは腕の中が多かった。
クッションにもたれると肩のあたりによく乗ってきた。
腕の中でよく眠った。
生後4ヶ月の今は、ほとんど身体にのってくることはない。
ちょっと早くない?
娘のときの気持ちを思い出した。
今は眠そうな時は触れるか触れないかの場所に来て寝始める。
こちらがわざわざ持ち上げて膝に乗せると、目を半分閉じてはいるけど(気を遣って?)しばらくするとスルリと降りてまたさっきと同じ場所で寝る。
ひとりの方が落ち着いて寝られるのか。
今までと逆に、こちらの方がふうの背中に顔をすり寄せたりしてスキンシップをとる。
うれしくはないが、仕方ない感じでふうは受け入れてくれる。
もうおとなの風格。
ものすごいスピードで成長してるね。
ちょっと寂しいけど、猫は「どうぞお構いなく」のスタンスで生きているので、無理に抱っことかしないよ。ふうが元気でさえいてくれたらいいの。そう。いいよ。うん。いい。
ついこの前まであんなにちいさかったのにね・・・
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