今の家は新築から2年半。
少し前からガスコンロの一番よく使う右側が着火しなくなった。
電池も新しくしたばかりだし、特に水分や汚れが溜まっている様子もない。
2年半で故障って早いような気がすると思いながら、メーカーに出張点検依頼した。


やってきたのは20歳すぎくらいの若い男性。
点検の結果、部品交換の必要ありと。
そして費用について説明を始めた。


「出張点検費として5千〇円(これは電話で聞いていた)、部品代と工賃で一万〇〇円なんですが、私たちが調整できるのは工賃だけで、工賃の部分を少し割引させていただいて一万〇〇円になります。」


ん?
なんかおかしくないかな?


私は別に値引交渉したわけではないし、それなのにいきなり割引した額を提示するなんて、それなら正規の額の意味があるの?
これは点検修理なのに?
家電量販店での買い物なら、いきなり「ここまで安くできます」って言われることはあるけれど。


まぁそれは口にせず、まだ2年半しか使っていないのに部品交換が必要な故障ってそんなにあることですか?原因として考えられることは何ですか?など質問。


すると、原因は特にないこと、2年半くらいでも多くはないが故障は有り得ること、などを説明しながら少し焦った様子で「先程の額は第一段階の割引でしたので、第二段階の割引をさせていただくように致します。そうすると一万〇〇円になります」と。


こちらは何も言っていないのに、さっき提示された額より4千円以上値引きされた。


第一段階と第二段階の割引。
思わず笑いそうになった。
えっ、それだったらいったい何段階の値引きまであるんですか、と聞きそうになったけれど、若くてあまり慣れていない人を困らせるかなと控えた。


最初に提示された額は割引していると言ってるけど思っていたより高いと感じたし、さらなる割引後という額は、まぁそのくらいかなと妥当な気がした。
ならばその、妥当と感じた方が、本来の額だったのではと勘繰ってしまう。
点検修理の人がわざわざ「値引きというサービスを我々はしています」とアピールしているのだとしたら、逆に少し不信を持ってしまう。


今回のようなことは、苦笑いで済ませていいようなことなのか、もう少し詰めて話をするべきことなのか、ちょっと判断がつかなかった。


ただ、誰もが知ってる大手メーカーだけど、また同じようなことがあれば、コンロ全体を換える必要がある時に、またこのメーカーを選ぶだろうか。
他のところがどんな感じなのかわからないから、何とも言えないけれど、少しモヤモヤが残った。





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