大阪の実家に来ています。
夫が火曜日以降在宅勤務になったので、ふうの世話も頼めるし、急遽帰省を決めました。
母は一人で大丈夫というけれど、色々と気掛かりがあり、様子を見に来たかったのです。


玄関入ってひとめで「ああ、思ったより元気だな」と感じられ、ほっとしました。
娘に来られることは嬉しいが半分、うるさい(掃除をされたり冷蔵庫片付けられたり)からイヤが半分。
コロナのこともあり(母は自分が掛かることより私が移動などで感染するのではないかと心配)「大丈夫だから来てくれるな」といつも言っている。



とは言っても一緒に晩ごはん用意したり、布団を敷いたり、ちょっと楽しそう。
「髪の毛切ってほしかってん。」とも。
去年の秋、父の葬儀の前日に「切ってほしい」と言われて以来で、その半年の間に自分で適当に切ってギザギザになってる。
母は美容院が好きではないらしく、もう何十年も行っていない。


リビングに新聞紙を広げて、100均のケープを首に巻き付け、丸椅子に座って「お願いします」
私は髪のカットが特に上手いわけではない。
娘や息子が小さい頃は時々切っていたけど、大人は難しい。
でもいつも私に切ってほしいと言うのだから仕方ない。応えよう。



白髪は80代のわりに少なめだ。髪が細くて薄くなっているところと、太くてタフな毛がみっちり生えているところと。そうだった、こんなふうだったと思い出しながらカットした。


あと何回母の髪を切ることができるだろうと、ふと考えたら、急に胸が詰まった。
こんなはずじゃない、最近自分は泣かないようになったのに。おかしいな。



明日は不用品回収の日だから朝から前の道路に編み機や扇風機を出して、10時になったら冷蔵庫を買いに行き(19年モノがついにドアがまともに開かなくなってきた)、午後は押し入れの片付けをする予定。
そんなことしかできないが、母の助けになるなら。少しでも。


実家の天井。
夜8時台に布団に入ってる。(笑





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