この週末は博多に行っていて、心が揺さぶられることの連続で・・・。
新たな気づき、あふれる想いを忘れないうちに綴っておこうと思うのだけど、たくさんありすぎて、どれから書いていいのやら・・・。
そうこうするうちに、めんどくさくなって、「や~めた」となるのが、私のいつものパターンだけれど、そうして「なかったこと」にするにはあまりにももったいない、それほどの感情体験だったんです。
なので、できるところからぼちぼちと書いていこうと思います。
6月23日と24日は、ビリーフチェンジセラピーの創始者・棚田克彦先生による「ライブセミナー」in 博多でした。
大勢の見学者がまわりにいる中での公開セッションです。
私にとって、カウンセリングとは「誰にも言えない秘密や悩みをカウンセラーにだけひっそり打ち明ける場」だと思っていたので、
最初にビリーフチェンジのライブセミナーを知った時は衝撃でした。
人前でカウンセリングを受けようと思う人なんて、ほんとにいるの?
人前で自己開示したり、自分の感情をだだ洩れさせたりするなんて、
私にとってはもう「公開処刑」そのもの。
もう意味がわからない・・・と思いました
友人・知人にビリーフチェンジの話をすると、ほとんどの人が同じ反応です。
九州、特に鹿児島という土地柄からか、カウンセリングを受けるということにすら、抵抗感がある人が多いんじゃないでしょうか。
だけど、ビリーフチェンジの講座やセミナーでは
「公開セッション」が当たり前のように行われるのです。
実際・・・
ライブセミナーは、「たった一度受けただけでも、大きなビリーフチェンジが起こり、人生脚本の書き換えが起こる」といわれている棚田先生のセッションを直接受けられる唯一の機会なので、セッションを受ける側のAコースはすぐに埋まるそう。
東京、大阪、仙台、福岡の4か所での開催ですが、
東京や大阪などは、日にちが発表されるやいなや、瞬殺(笑)で
満席になるのだとか。
福岡は埋まるまでに少し間があるようで、東京や大阪であぶれた(?)人が福岡まで受けに来るというのもよくある話のようです。
今回も私は見学する側のBコースで、3回目の参加でした。
1日3人ずつ、2日間で6人のセッションを棚田先生が行っていくのですが、
どうしてだろう・・・
今回は、いつにもまして、目の前の人がつぶやいた言葉や溢れ出る感情、それを受けて紡ぎ出される棚田先生の言葉が、心に染みこんでくるのを感じました。
6人全員の中に、「わたし」がいる。
棚田先生がその人にかけた言葉が、その人の中にいる「わたし」に
も届いて、気づきや癒しがもたらされる。
そんな感覚でした。
そして、今回つくづくと感じたのは、
まわりで見ている人は、「敵」や「傍観者」ではないということ。
ワイドショーなどで、芸能人や容疑者のプライバシーが根こそぎ暴かれ、晒されるのを、面白半分、興味本位で見ているテレビの向こうの「視聴者」ではないということ。
まわりで見ている人は、「応援団」であり、それぞれが「もうひとりの自分」なんです
決意を持ってそのばにいる目の前の人に自分を重ねて、その人のチャレンジを見守り、心から応援している人たちだったんです。
実際、公開セッションという大きなチャレンジを終えた人を
まわりの人は放ってはおきません。
そっと寄り添い、「がんばったね」と声をかけたり、
「前回受けた時とは、こんなところが違ったね。すごく変わったね!」と自分の気づきを伝えたりします。
公開セッションは「公開処刑」ではなくて、
野球やサッカーの「ホームゲーム」みたいなもの。
あたたかい応援があることで、
一人では越えられない壁を越えることができるんですね。
これは私にとって、大きなビリーフチェンジでした
「(感情を)感じてはいけない」というリミッティングビリーフが、私にとっての越えられない大きな壁なのですが、ライブセミナーや養成講座を経験するごとにその壁は少しずつ低くなっているような気がします。
今回のライブセミナーがいつも以上に「よかった!」と思ったのも、
私の中に「感じる力」が育まれてきているからかもしれません
『人は変われる』
ビリーフチェンジセラピーの根幹をつらぬく
信念(ビリーフ)のひとつです。
『ほかの人は変わっても、自分だけは変われない』
という私のビリーフが今、揺らぎつつあります(笑)。