「バカって言う人がバカなんだよね。」

三歳の子どもが眠るときに突然言い出しました。

 

「そうだよ。バカって言っちゃいけないんだよ。

あと、あっかんべーもダメだからね。」

「うん。」

 

政策に100%の人が満足する出来のものはなく、

徐々にいろいろな意見をつぎ足しながら、

反省しながら、積み重ねていく。

足りない視点ももちろんあろう。

 

だから、一つひとつの政策に反対の意見があったり、

非難されるべき部分があるのは理解する。

 

でも、

個人の経歴や資質批判は、意味がわからない。

「経験がまったくない人を社長にするのですか?」

「会社勤めの経験もほとんどないんですよ。」

「こんなの実績と言えない。」

「不祥事がたくさんあった会社になぜこの人を推薦するのかわからない。」

委員会でこれだけ個人の誹謗中傷を聞いていると、さすがに耳が痛くなる。

 

この人が不祥事を起こしたわけではないですよ。

この人がこれから立て直しをするのですよ。

 

議会も品位が落ちたものだ。

 

この委員会の騒ぎのあとに、

就寝時にたまたま子どもが言った言葉が

心に残りました。