昨日は子どもたちと一緒に
春のお散歩がてら
嵐山まで歩いてきました。
嵐山までは、桂川沿いの遊歩道を
てくてく歩いて20分もかからないくらい。
川沿いの自転車歩道は桜もあり
春の花たちが土手沿いに咲き、
有志のみなさんが綺麗な花壇を作って
お世話にしてくれてたりするので
カラフルな春に出会えます。
菜の花も満開🌼
嵐山に着くと、桜の季節🌸の人の多さは
ある程度覚悟していったけど
予想を上回る人、人、人。。。
渡月橋のあたりは
人の多さに歩くのもやっとなほど。
なので、そのままくるりと回れ右して
帰ってきました。
でもその前に、嵐山にきたら
必ず挨拶するのが、こちら。
大堰川（桂川）の守り神さまです。
渡月橋を東に渡ってすぐ、の
角の奥に、細い路地を抜けるとあります。
ご祭神はうかのみたまのかみさま。
大堰川守護の稲荷神として、
嵐山では、この辺りのお商売の方々も
崇敬される地主神さまです。
この日も、すぐ横のお店の方が
お給仕をされていました。
小さな祠の龍神さまもおられます。
嵐山が栄えているのも守り神さまの
おかげさま。
ここと対岸にある、岩田山の麓にも
弁財天さまとして川の守護神が
おられます。対でお参りされるのもおすすめ。
嵐山観光の方々はほぼ誰もお参りされて
いませんでした。ここだけ、別空間のよう。
ちょっと路地を入るから分かりにくいかも
知れないけど、路地はＬ字になっていて
また嵐山のお店がずらりと並ぶ
メインストリートに戻れますよ^_^
地元民はもちろん、
嵐山に観光に来られたらぜひ
手を合わせてみてくださいね。
カモたちが休憩中の中之島公園。
嵐山の中洲になる中之島公園は
実は何度も、台風とかで流されてるんです。
桂川は一級河川で遊泳禁止なほど
水流が早く深いので
渡月橋もしばしば、台風のたびに
橋が水に浸かって通れなくなります。
中之島公園はよく橋のあたりが
時代劇の撮影にも使われるところで
歴史を感じる風景が広がっています。
中之島公園にあるお店も、台風で
浸水するたびにお店が大惨事に。
でも何度となく復興されていて
ここでお商売を続けておられます。
自然の豊かさと脅威の背中合わせの中で
人が生業を選び、
暮らしているところなので
敬意を伝えて守護を祈願する神様の
存在はとても大きいですね。
通り過ぎていく多くの人が知らない
こんなひっそりとしたところで
日々の信仰が守られています。
嵐山で楽しんで帰っていく人たちが
道中安全に、という思いやりも
祈られていると思います。
荒らされるくらいなら知らないでいて、
という感じもありますが。。。
そんな見えない祈りの上に
春の桜の観光地の賑わい🌸が生まれている
そのことも優しく尊く感じてくださる方に
手を合わせてもらえたら
私も嬉しいです。
今日は4月1日！
うちの末っ子のバースデー🎂で
お空に帰った子の記念日でもあります。
いのちの不思議を感じる日です。
あなたにとってもきっと
豊かな一日になりますね！
嵐山の神様のお話でした！
うずめカフェ 松本育子
