万治の石仏 | 【うずめカフェ】ikukoのブログ。身口意そろえて味わう人生を。

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万治の石仏


ずっと会いたいなと思っていた

阿弥陀さまでした。


万治の石仏(まんじのせきぶつ)というのは

長野県諏訪にある諏訪大社下社春宮から

砥川を挟んだ対岸にある石仏です。



巡禮記では諏訪大社とともに

何度かご先達しています。



この石仏は阿弥陀如来印を結んでいて

傍にも南無阿弥陀と彫られているので

阿弥陀如来さまです。



衣のところには、

右卍太陽磐座など

密教曼荼羅が刻まれていて、

この阿弥陀如来さまの石仏には

大日如来さまはじめ

万物森羅万象を司る仏さまたちが

習合されているその仏徳を表しています。



初めてお参りした時は

会えて嬉しい。無邪気にそれしか

祈りが出てこなかった石仏でした。



うずめカフェのお地蔵さまを作っているので

わたしもこんな懐かしいような

計り知れない作仏がしたい。

そう思ったんです。



「万治おさまりますように」と

祈り、石仏の周りを三回まわって

「万治おさまりました」と

手を合わせましょう、と

石仏の立て看板には書いてあります。



いろんな人が何かを治めようと

手を合わせていくのを

阿弥陀さまはじっと座って微笑みながら

何かを諭しているような優しい波動です。



なんだろう、この石仏の波動に触れると



幼いこころの痛みとか

深い悲しみとか諦めとか落胆とか



普段は、光を当てなければ

忘れ去られてるくらいの

暗い記憶の水底に、


肩身狭く 沈澱している そういうものが



もう取り除かれる必要すらないんだよと

諭されていく。その感覚が起こってきます。




ネガディブとされる感情も、


「邪魔者」「悪者」「捨てなければならぬもの」

「癒さなければならぬもの」



といった心のポジションから


するすると解かれ



仏心の一部に 寄りそうように、

鎮まっていきます。



これが仏の諭しなのかな。



この阿弥陀さまのまわりだけ

べつの時が流れているかのよう。。。



空気のつぶつぶたちがお参りする人の

心の中と阿弥陀さまの間を

ひろがったり集まったりしながら

出入りしているように観えました。



仏心という呼吸はここで

ずっと生きているのだな。



懐かしく計り知れない呼吸に触れて

小さな人としての

生きる時間がまたひとつ

ほどかれていきます。



万治の石仏 会えてよかった。。。



いい仏像は、

たとえ文字が読めなくても

どんな仏がわからなくても



子どもでもお年寄りでも国が違っても


その見た目だけで仏徳が伝わるように

作られています。



そばで手を合わせて感じてみるだけで

その人の仏心に語りかけるのです。


いい仏師が作仏した仏像は

そのように、作仏されています。



あなたが、

会えてよかった、と理屈なく感じるような

仏像に出会えるってことは、



どんなパワースポットを探していくよりも

ものすごく多くの慈しみを呼び起こすよ!



仏さまに会いに行こう!



巡禮記 松本育子




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