太秦広隆寺の弥勒菩薩さまに教わったこと | 【うずめカフェ】ikukoのブログ。身口意そろえて味わう人生を。

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弥勒菩薩半跏思惟像で有名な太秦の広隆寺には、
国宝、重文の仏像がたくさんある。

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赤堂【講堂)には、阿弥陀如来さまと
脇侍仏に虚空蔵菩薩さまと地蔵菩薩さまが
おられて、とても力強い。


秦氏の祖神様にご挨拶をして本堂に向かう。


本堂に祀られている御本尊は聖徳太子さまで、
 
わたしは、ここのお堂の前に来るといつも
お祈りをしながらスキップしそうになる。
 

本堂の幅広い鶯張りのきゅっきゅっと鳴る
板の上で、くるくる回りたくなるような
なんとも童心に還る心地になってしまう。
 

昔から、聖徳太子さまが大好きな  せいなのか
よくわからないのだけど

とにかく、何となく懐かしいような
不思議な安心感がある場所だ。



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本殿の前では
無邪気なままに手を合わせて、
今ここで浮かんでくる
お智慧やビジョンを素直に頂いたりする。

ここで、インスピレーションをいただく人も
多いだろうと思う。

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その無邪気さのままで霊宝殿へ。
 
静かな空気。壁に沿うように並ぶ、仏像群。
薬師如来様を中央に、左右に並ぶ十二神将様方は
なかなかの圧巻だ。

どれも古くて、それぞれの歴史の色を
留めている。 
時代ごとに同じ仏前に手を合わせてきた
人々を少し想いながら、

その1つ1つに向かい合い、
わたしも、手を合わせてゆく。


そして、霊宝殿の真ん中、一段高い場所に、
弥勒菩薩半跏思惟像がある。

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ここの弥勒菩薩さまの御前には
畳敷きのスペースが用意されていて、
座って祈ることができるようになっている。

しばし、座って祈り、対峙してみる
静寂の、とき。

わたしが、つい先日ここで弥勒菩薩さまに
教わったことは、こんなことだった。


弥勒菩薩さまは、お釈迦さまが亡くなられた
56億7千万年後にこの世にやってきて、
人々を救済し弥勒の世をもたらす
未来仏と言われている。

弥勒の世は、56億7千万年後に、つまり
現代の人々の時間軸の捉え方では
永遠に来ないということになる。
 
けれども、時間というものが本来は自在で
いつだって【今】しかないことを説く、

般若心経にもあるそのお智慧を得ると、

56億7千万年後も、1秒後も、同じ今であり
人の心の自在な観点で、
弥勒の世は今すぐにでもやってくるという。

だから、弥勒菩薩さまは
「とき」のマスターなのだと思った。

つまり、
今、ココ!の真髄を悟りとして伝える仏様だ。




少し、苦しい思い出がふと湧いてきたから
それもお話ししてみると、


弥勒さまからこんな風にお返事を
もらえたように聞こえた。


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辛いこと、悲しかったことは過去にある。

不安なこと、心配なことは未来にある。

お前は、そう思い込んでいる時に
心が晴れず苦しいだろう。悩むだろう。


お前の心は、すぐにその3つの時空界を
さまよい、旅に出て、忙しそうだね。


過去、今、未来、のどれもが存在するのは
その心のうちだけ、だ。

ここには、【今】しかないので、
トラベルの仕様がないのだが、

人の心は、過去をも未来をも瞬間的に
創り出すことのできる能力を持っているのだ。
 
そしてその創り出した時空間を自在にトラベル、
旅する能力、創造力を与えられている。
 

悩めるのは、
その、人の、自在な時空間を旅する能力ゆえ。

苦しみは、
その、人の、自在な瞬間創造力の高さゆえ。
 

そして、非常に豊かな記憶の容量を持ち、
それを智慧として活かせる判断力を持ち、
それを行動に移すことのできる身体を持ち、

そして、そのすべての体験を一人一人固有の
振動数による感情や身体感覚。。。そう、

喜び  悲しみ  楽しみ  怒り   を以って
魂の生きる躍動を知ることができる。

 

この素晴らしい、人というものの全てを
どのように活かすのか、に気づいてもらうまで
説くのが、未来仏であるわたしの仕事だ。

 


ここには今しかないのだが、
人の心が自在に時を行き来できるのだ。

 

思い馳せて夢を描くもよし、学ぶもよし、
憂うもよし、悔やむもまたよし、自由に旅せよ。
 
時空を旅して如何様にも体験を味わうために
人に生まれたのだろう。


 

どのように活かすのか、本来それは
人であるあなたの魂にしか、わからない。


言い換えれば、これら人のもつ、素晴らしい
本来の能力、才能、資質、喜び、に
再び気がついてゆくことで、
もっと活かしたくなり、自ずと発動してゆく。
 

活かそうとすれば、より一層
「とき」を自在に
味方につけてゆくことができるんだよ。


 

さぁ、思い出しなさい。
その目を覚まして、もうすでに
時を自在に行き来しているそのチカラを
最大に活かしなさい。
 

その「時」は今ですよ。

智慧に学び   流れを愉しみ  
惜しみなく 創造してゆきなさい。



そして、疲れたらここにまた
もどっておいで。
 
なんども、なんども休みにきたらいい。
 

そして 心の安らぎを 大切な誰かと
今にくつろいで  分かち合えるとき

そのときが、弥勒の世なんだよ。

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最後まで読んでくださって
ありがとうございます(^-^)

私が弥勒菩薩様から教わったように
感じたままのメッセージをシェアしてみました。


松本育子