自称・手塚治虫ファンで、先生を尊敬しています。
今回、幸運にも「ぐうたろう千一夜」(1975年)という作品に出会いました。
全く知らなかったこの作品で、改めて手塚先生の「伝えたい強い気持ち」を知りました。
最近、諸々調べていると
『手塚先生は、「モロー博士の島」「透明人間」「宇宙戦争」
などで知られる
イギリスの小説家であり人種的優生学者でもある
H・G・ウェルズに影響を受けている』
と思うようになりました。
H・G・ウェルズは、第一次世界大戦の前に「原爆を予見した」
と言われています。
著作『解放された世界』の中で、世界で初めて
「原子爆弾」という言葉を使ったからです。
いわゆる「預言者」です ヾ(@°▽°@)ノ
手塚先生も「預言者」です(・ω・)/
さて「ぐうたろう千一夜」の中でも驚いたのが
「異次元教室」
でした。
オチこぼれ偶太郎は、「テストのない多次元世界」へ舞い込みます。
そこでは男子がスカートを、女子が詰襟をまといます。
またテスト(試験)という概念はありません。
スカート姿を我慢しつつ、宿題もなく遅刻も許される世界を甘受する偶太郎。
しかし偶太郎は「テストのない多次元世界」がトンデモナイ場所だと知るのです。
競争、出世、浪人、失業はないかわりに
コンピュータによる定期検査で落第した
「水準以下の人間」は「整理される」のです。
続きは是非、本を手にとってお楽しみください
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