28日は市バスで10時ごろに

四条河原町に着いて、

美容院へ行く前にも

京都高島屋へ寄り道。

 

<季節の生菓子コーナー>

「魔法のレストラン」でも紹介された

このコーナーでは

京菓子各店の生菓子を

1個から購入できる。

 

 

銘柄別の販売数が少なく、

帰りに寄ったのでは、

人気の生菓子が完売になってしまう。

 

〜ひなまつり特集〜

28日の販売は4種。

 

そのうち「ひちぎり」3種を購入。

 

<ひちぎり>とは・・・

解説によると、

平安時代の宮中儀式に用いられた

「戴餅(いただきもち)」に手が足りないときに、

餅を丸めず、ひきちぎるようにして

作られたことから命名されたそうです。

 

また「あこや貝」の形に似ていることから

「あこや餅」ともよばれているとのこと。

 

 

「ひちぎり」といっても

店によって意匠がこんなに違う。

 

【千本玉壽軒】

こなし・きんとん製

 

「こなし」には、よもぎ入。

 

【亀屋良長】

ねりきり・きんとん製

 

「きんとん」が細かくて繊細!

 

【亀屋則克】

「こなし」に「こしあん」

 

 

『こなし』と『ねりきり』

両方出てくるが、その製法の違いは?

 

よく知らないのでnetで調べてみた。

ざっくり言えば、つなぎの違い。

 

『こなし』は、白こし餡に

小麦粉や上新粉を混ぜ合わせて蒸しあげるので、

弾力があり、あっさりとした味わい。

 

『ねりきり』は、白こし餡に

つなぎの求肥や山の芋をなどを入れて

火にかけてじっくり練り上げるとのことで、

やわらかさと粘りがある上品な甘さ。

 

関東は「練り切り製」が多く、

関西では「こなし製」が多いとのこと。

 

【虎屋】さんの

関西限定の雛まつりの生菓子

『あこや』の「羊羹製」とは

「こなし製」とのこと。