◆京都御苑〈センダンの木〉

先日、

「京都御所 宮廷の文化紹介」
を拝観し
「京都御苑中立売休憩所」
で食事を済ませて
「清所門」の方に戻ろうと
角を曲がると
小さな丸い実が無数に付いた枝が
視界を遮った。



何の木だろう?

 

すぐそばにあった
「整理券配布所」の方に
訊ねると、
『センダンの木』とのこと。
 

中央のテントの後ろの木



「センダンは双葉より芳し」
と言われる
あの『栴檀』なのだろうか?

葉や枝からは
芳香は感じられなかったが
かなりの大木。
 
枝は道路にまで
垂れ下がっている。



栴檀は香木のビャクダン科だが、
気になって調べてみると、
別種の「センダン」らしい。

名前の由来の一つに
「千団子説」があるとのこと。

無数の実が
大津「三井寺」で 5月に行われる
「千団子祭り」に供える
千個の団子を想い起こすと
いうことだろうか?

センダンの実は、まだ青かったが
熟した頃には
どんな風景になるのだろう!