京都高島屋B1
〜季節の生菓子コーナー〜
<索餅 さくへい>
【塩芳軒】と【千本玉壽軒】
令和2年8月25日(火)は
<旧暦の七夕>
機織り上手な織姫にちなみ、
この日には
手芸や裁縫の上達を願い、
糸に見立てた「そうめん」を
御供えする。
「そうめん」の原型とされる
【索餅」は
宮中の旧暦の七夕に
御供えされたお菓子。
右上『塩芳軒』と
左下『千本玉壽軒』
この日には
手芸や裁縫の上達を願い、
糸に見立てた「そうめん」を
御供えする。
「そうめん」の原型とされる
【索餅」は
宮中の旧暦の七夕に
御供えされたお菓子。
右上『塩芳軒』と
左下『千本玉壽軒』
白とニッキのういろう製。
色の濃い方が『千本玉壽軒』で
少しやわらかめ。
【索餅】は奈良〜平安時代に
中国から伝わったとのこと。
油で揚げたものもある。
1986年に清水女子高校の
市毛弘子先生は、
『家政学雑誌』で、
「索餅の起源と用いられ方および、
索餅から索麺(麦縄)から素麺への
変遷過程を近世を中心として」
発表されている。