<京都府立植物園>
大正13年(1924)に開園した
日本最古の公立総合植物園。
植物の種類・約12,000種類、約120,000本。
甲子園球場・約6個分の広さがあり、
春は450本の桜が咲き誇るほか、
四季それぞれの花や木を鑑賞でき
「憩い」と「学び」を両立できる
「生きた植物の博物館」
植物園は地下鉄・烏丸線「北山駅」下車すぐ。
ゴールデンウイークでバスがどんなに混んでも、
ここはJRと近鉄・京都駅からでも
阪急烏丸駅からでも渋滞なしで来れて
赤ちゃん・こどもから老人まで安心して散策できる。
【ばら園】
年によっては、蕾ばかりの年もあるが
今年の春は気温が高く、
訪ねた5月4日には、半数ぐらいの花が開花。
<スブニール ドゥ アンネフランク>
(通称 アンネのばら)
このバラはベルギーの演芸家デルフォージュが
1995年に作ったもので、
レーヴドカプリとシャントクレアとういうバラを
交配して生まれた。
後に、アンネの父・オットーフランクに出会い
このバラに「アンネの思い出・形見」という意味の
「スブニール ドゥ アンネフランク」と名付けられた
とのこと。
『スブニール ドゥ アンネフランク』の花
蕾のときは赤、開花後に黄金色、サーモンピンク、赤へと
変色する「アンネのバラ」
これは、もしアンネが生き延びることができたなら・・・
様々な可能性を秘めていたアンネを表現しているとのこと。
「スブニール ドゥ アンネフランク」の解説
『アンネのバラ』と比叡山
〜ばら園のバラ〜
<嵯峨野>
剣のように尖った花びらを外側に反り返らせる
「高芯・剣弁咲き」の特性を持つ
鑑賞用のバラ。
<フリージア>
ドイツ作出のバラ。
澄んだ鮮やかな黄色にフルーティーな香り。
花形は丸弁で花持ちがいいとのこと。
京都府立植物園は
第二次世界大戦中は菜園がつくられ食糧増産の場になり、
終戦後は、昭和21年から連合軍に12年間接収され
住宅が建てられていた。
返還後、園内を整備して開園されたのは
昭和36年(1961)のこと。