阪急トラピックス日帰りバスツアー
近江・美濃
『永源寺・鶏足寺・多良峡 3つの紅葉スペシャル 』③
京都八条口アバンティ前 8 : 10集合
最初に湖北の「鶏足寺」で紅葉の絨毯を見学
続いて「多良峽」へ・・・
午後2時、関ヶ原のレストラン「花伊吹」で
遅い昼食をとり、東近江の「永源寺」へ
滋賀県屈指の紅葉の名所
<永源寺>
バスが永源寺前の駐車場に着いたのは
午後4時半頃
愛知川にかかる赤い旦度橋を渡ると
参道入口があり、その先の
百数十段の長い石段を
上らなければ
境内に入れない・・・
バスに残ることは出来ず
茶店前の床几で待つか、上がるか二者択一
杖を頼りに ゆっくり上がることに・・・
◆総門
「永源寺」は滋賀県東近江市愛知川(えちがわ)沿いに
室町時代のはじめ1361年に開山した禅寺
100余りの末寺を統括する
臨済宗永源寺派の大本山。
◆山門
寛政七年(1795年)井伊家の援助等により
7年の歳月を費やし享和二年(1802年)完工。
楼上に釈迦牟尼佛・文殊菩薩・普賢菩薩
並びに十六羅漢を安置。
滋賀県指定有形文化財
「永平寺山門」解説板
「県内で遺構の少ない禅宗様を取り入れ
江戸後期の建築として独特な構造を用い
後世の改造も少ない。
禅宗本山の山門にふさわしく
門としては最も重厚な二重門の形式をとり
五間三戸とする県内唯一の建物として貴重」
と記されている。
◆方丈(本堂)
1361年創建の本堂は度重なる兵火、火災で消失。
現在の建物は井伊家の援助で明和2年(1765)建立
方丈の正面には
ご本尊、世継観音菩薩がお祀りされている。
本堂の屋根は琵琶湖特産のヨシで葺かれている。
草葺き屋根として全国でも屈指の規模。
◆禅堂前の紅葉
◆法堂(はっとう)と紅葉
◆開山堂
開山堂周辺の紅葉
開山堂前で折り返して戻り道は
日が暮れるのが早い・・・
遠くに総門、内側の売店
総門を出た頃は こんなに暗い・・・
参道入口に戻った午後5時過ぎには
すっかり日が暮れていた
「永源寺」は紅葉だけでなく
文化財の伽藍など見所が多い。
ツアーで時間制限があり
門前のこんにゃくの田楽を食べる時間はなかったが
昼間とライトアップの両方の紅葉を楽しめた。
永源寺で三つの紅葉めぐりは終わり
大津を経由して
出発地の京都駅八条口アバンティ前に
午後8時頃に帰着。