11月30日、最後の日にお邪魔しました。

海外初の支店として、単なるパリの再現ではなく京都からパリへの発信を目指した「夢のお菓子屋さん」

 

◆2016年・京都高台寺店最終日の様子

初日に並んで入店したのは2012年9月で、こんなに早く最後の日がるなんて・・・

お店には閉店を知らせる案内もなく普通に営業されていました。

 


パリのフィリップ・コンティチーニ氏によって革新的に表現された伝統のケーキ達は

天井から下げられたドーム型のガラスケースの中という斬新さ。

 

 

古典的な「タルトタタン」と「パリブレスト」も従来の概念を変えた。

 

 

入り口すぐのお菓子のブーケとエッフェル塔。

 

 

3段上がると、宇治茶の小山園とのコラボの飴。

サブレなどの焼菓子とパンの棚が続く。

 

 

下段の紙に包んだロングパンはクイニーアマン

 

 

来店客の誰からも閉店に関する会話も耳に入らず、外まで見送って下さったスタッフさんと少しお話しさせていただきましたが彼女の目は少し潤んでいました。

 

2012年の華やかなオープン時の店先の写真を見ると、一層寂しさを感じる。

 

◆2012年オープン初日の様子

お店の前はお祝の花で華やかでした。

 

 

オープン初日に2階のカフェを利用。

注文したのは「サントノレ」+ほうじ茶ラテと「カリソン」

 

◆「サントノレ」

「サントノレ」は「ラデユレ」や「ピエール・エルメ」で見る形が定番だと思っていたが、全く違う発想の「サントノレ」が誕生。

確かにカラメリゼしたシュー生地、なめらかなクリーム、パイ生地などの要素は揃っている。

 

◆「カリソン」
「サントノレ」と一緒に皿に載っているのは新型マカロン?かと思ったが、新型「カリソン」のシトロン風味とフランボワーズ風味。フランス・プロヴァンス地方の伝統菓子「カリソン」はアーモンド型で小さいのでイメージが全く違うが、食べると確かに「カリソン」の味だった。

 

 

 

 

最終日にテイクアウトしたケーキは②につづく・・・