顔を忘れた時には その2(想いを飛ばす)
こんばんは
私のブログにお越し頂き、ありがとうございます。
五感六感センスアップコーディネーター&万葉集セラピストの
いくちゃん こと 幾島健司です。
万葉集には日本人の優れた感性の原点があります。
万葉集を使って五感・六感をセンスアップして、安心で楽しく生きるヒントをゲットしましょう。
本日は太陰太陽暦で5月2日です。
ハイ、いつも通りのふつ~の日でございます(笑)
その1 からの続きです。
いうまでもありませんが、この時代の通信手段は皆無でした。
糸電話だと長い距離は使えませんし(笑)、伝書鳩があったかどうかは判りませんので、夫(彼氏)が旅だった後は音信不通でした。
現代では考えられない、不安が募って来る状態です。
もっともこの時代の人たちはテレパシー能力があって、それを使って交信していたのではないかという説もあります。
「そんなことあるわけないだろ~」とおっしゃる方がほとんどでしょうが、私は面白い考えだと思います。
しかも、量子力学で説明できるようになってきているみたいですしね。
寝たきりになると手足の筋肉がなくなってきて来て、痩せてしまいますよね。
それは手足の筋肉を使わなくなったからで、使わない機能は衰えてゆくのが人間です。
テレパシー能力も、技術の発達のお蔭で使わなくても済むようになったから、衰えて無くなりかけている。
そんな考え方もできます。
万葉時代でもテレパシーを使って、現代のTELやメールなどのような情報量は無いにしろ、生き死にの確認やちょっとしたやりとり位はできたのではないかと思っています。
どうしても相手の安否などを知りたいと願った時に、その想いがテレパシー能力で伝わってくることはありえるでしょう。
さて、この歌に戻ります。
「私の顔を忘れた時には」とありますが、実際にあってほしくない事態ですね。
ということは、この二人は離れ離れになって、長い時間が経っている状態なのではないでしょうか、おそらくは年単位かな...
フッと女性の側に、「ひょっとしたら私の事を忘れてしまってないかしら」という不安がでてきたのでしょうか。
もっとも男性に側でも同じような不安が湧いてきているはずなのですが...
仮に、この男性が防人として故郷を離れた場合には、元氣で戻ってくる確率はあまり高くなかったようです。
もうすぐ梅雨、そして夏がやってきますね。
湧き上がる入道雲を見た時に、こんなご先祖様たちがいたことを思い出すのも必要かもしれませんね。
ではでは、また~
今日も読んでいただいて、ありがとうございました