こんにちは
ポンコツ母ちゃんです❣️
妊娠期〜書き直してます。
私達の経験が誰かの情報となり
元気に繋がりますように…
前回のお話はこちら↓
それでは続きをどぞ↓
NICUは広いワンフロアにいくつも保育器が置いてあり、面会時間には消毒して滅菌帽子、ガウン、マスク装着して入室する。
基本面会時間は
14時から15時
18時から20時
15時から3時間入れないから
私はいつもその空白の3時間は一度自転車で帰宅して
家の家事を少しして
どうしてもまだ会いたい日には
また夕方顔を見に行っていた。
NICUに来た日からずっと気になっていた赤ちゃんがいた。
1番奥のコットの中に沢山の管に繋がれた
小さな小さな赤ちゃん
コットの周りにはご両親やスタッフさん達と
撮った写真が沢山飾らせていた
清潔感あり美人のママがその前にはいつも
一人座りずっと赤ちゃんを見守っていた
15時に面会時間が終わると外のロビーに座り
また18時に行くとそのママはいる。
…毎日毎日3時間もロビーで時間潰しているのかな…
ある日勇気を振り絞り話しかけてみた❣️
「こんにちは😆アキラ君(仮名)夏祭り風な写真かわいいすね❣️うちも真似して撮りたいな…って」
するとアキラ君ママの顔がフワと明るくなり
「こんにちはあれは看護師さんが考えて撮ってくれたんです❣️もう9ヶ月もあそこにいるから皆さんアレコレ楽しい事考えてくれて🎵」
それから私達は良く会話したりランチしたりするように…
初めてのママ友となった
私はアキラくんの名前を刺繍したスタイを作りプレゼントしたり🎁
彼女もかっくんにかわいい帽子をプレゼントしてくれたり。
アキラ君とお揃いの
ブカブカすぎる帽子
どちらも小さすぎて…
サイズあわないね🤣🤣🤣
なんて笑いあったりw
不安をお互い声に出して話したり、お互いの赤ちゃんの成長を見守っていた
こんな風にママ同士で赤ちゃんの話をしたり
プレゼントを交換したりする事で
私達は少しだけ…
ママっぽい経験ができている気がした。
ホントに彼女は真面目なママで…
自宅が遠いけど、何かあった時に側にいてあげられないと…という思いで一度病院に行くと
帰るのが怖い…と。
その気持ち…私達は痛いほど分かり合えた。
アキラくんもかっくんもなんども死にかけている…
母親らしい事は満足にしてやれないのに
更に側にもいてやれないなんて…
せめて可能な限り側にいてあげたい
アキラくんがこの先
生きていくには
臓器移植の手術をするしかなかった…
アキラくんはその時見た目では1.5キロ程
しかし、臓器移植をするには体重6キロ以上必要で、あちこち疾患があり9ヶ月経ってもうまく体重は増えず…
しかも当時国内では難しくアメリカでやれたら…と。
…6キロか……
いつまでこの生活に
なるんだろう…
その体重になるまでの難しさ…
途方に暮れる気持ち…辛かった。
そして手術を受けられるまでNICUから出ることはできない。
一度NICUからでたら二度と戻れないのだ。
ちょい一時帰宅〜…とかは無理。
その後アキラ君の病気について経験豊富なドクターがいる病院のNICUに転院する事になった。
自宅から更に遠くなり できるだけ側にいたいから病院のすぐ近くのマンションを見つけたから
私達夫婦も引っ越しする事にしたよ
引っ越しまで⁉️
彼女の愛に涙がでた。
母親としてできる事がない…と言っていたけど
アキラくんにとっては世界一のママだよ
ずっと一緒にいてあげたい…
愛しかない…世界一の愛。
別れの日…NICUのスタッフみんなで
写真を撮り合いアキラくんとかっくんのコットを
隣同士にして写真を撮った
アキラの初めての友達はかっくんだよ
と言いアキラ君一家は転院していった。
転院してからもしばらくは連絡を取りあっていた。
ある日アキラ君の容態があまり良くない…
とのメールから途切れてしまった
しばらく日にちをおきメールしたけど
返信は来なかった。
かっくんにとってアキラ君は初めての友達。
私にとっても彼女は初めてのママ友
彼女との出会いに感謝しているし沢山助けてもらった。
幸せをずっとずっと心から
願っている
写真は彼女から頂いた帽子をやっと被れるサイズになった頃のかっくん
2人並ばせて撮りたかったな…。
続く。
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