今年の桜は開花が早く、3年前に母が亡くなった時は満開でしたが、今年はすでに葉桜になっていました。

 

 

 

 

 

母が亡くなって3年経ちました。

もう随分母と会っていない感じがするので、まだ3年?とも思ってしまいます。

でも、もう3年経ったんだなぁ

3年間私はどうやって過ごして来たんだろう。

そう振り返ると、ただただ毎日を過ごしてしまったような気がします。

 

 

 

 

そこに母が居ない。

家に帰っても誰も居ない。

3年経ってもやはり慣れません。

 

 

 

ずっと家族と一緒に過ごしてきたから、一人にはなかなか慣れません。

最近は、にゃんこが待っててくれると思うと、早く家に帰りたいと思えるようになりました。

一人ぼっちの寂しさで、泣くことは少なくなりました。

 

 

 

 

 

 

最近、叔母(母の一番下の妹)が不整脈で入院しました。

母と症状が同じで、姉妹揃って同じように心臓が悪いのです。

 

 

 

入院前から、相談を受けるたびに、母のことを思い出していました。

入院した病棟は、母が入退院を繰り返していたところでした。

 

 

 

母の妹が入院したとあるスタッフに話をしたら、母のことを覚えてくれていたスタッフが多くいてくれて、口々に「〇〇さん(母)そっくりね」と叔母に話しかけてくれたそうです。

 

 

 

そうやって母のことを話してくれること、それが嬉しくてたまりませんでした。

3年経っても、母の話をしてくれるって。

 

 

 

叔母の退院後の診察が母の命日だったそうです。

叔母が「姉ちゃんが守ってくれてるね」と。

『うんうん、きっとそうだよ。お母さんは、叔母ちゃんのことずっと心配してたからね。やっと病院に行ってくれて安心してるよ。』

そう叔母に言いました。

 

 

 

 

今年の母の命日前に、またにゃんこが体調を崩してしまいました。にゃんこの体調が心配で心配で、母の事ばかりを思っていられず、申し訳なかったなと思っています。

 

母の椅子がお気に入りの場所で、いつもここで寝ています

 

 

 

 

今年も、友達にお花をアレンジしてもらい仏前にお供えしました。

母の大好だったお寿司も一緒に。

何よりもお寿司が大好きだった母でした。

お寿司を買ってくると、「わぁ~!買ってきてくれたと?ありがとね。」と満面の笑みでいつも喜んでくれていました。

 

 

 

 

 

お母さん喜んでくれたかなあ。

 

 

 

もう3年、まだ3年。

どっちもしっくりこなくて、ホントに居ないんだねと思い知らされる命日でした。