父の事④(再入院~退院) | ☆大好きハワイ☆ ~いちごのハワイ旅行ブログ~

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2015年8月に初一人旅をした時に、ブログを始めました。
改めてハワイの魅力を感じたので、ときどきハワイ旅行が出来る様に仕事を頑張って、
ハワイで癒されたいと思います。

前回のブログから、かなり空きました。

実は、年明けに再入院し、先週退院したので、

ブログを書く事にしました。

(自分用の記録なので、よろしければ、

最後までお付き合いください。長文です。)

 

 

症状・結論

 

2023.4に行った心臓手術の際に、

人工血管にした部分が、細菌感染しました。

 

人工血管が細菌感染した場合、

再手術をし、人工血管を取り換えるか、

抗生物質を投与するか、2択しかありません。

 

父の場合、術後の脳梗塞、高齢である事から、

手術を行えるだけの体力は無いので、

再手術はせず、抗生物質の投与にしました。

 

 

体調不良の詳細

 

2023.12中旬頃から、微熱が続き、

その後37.5℃を超え38.0℃台へ。

1日中では無く、上がったり下がったりを

繰り返すので、かなりしんどそうでした。

 

コロナ・インフルエンザの検査も、陰性。

風邪かも?で、解熱剤を飲んで様子を見。

 

2023.12.26、月1の前立腺癌のホルモン

注射で、名古屋大学病院に行き、

血液検査をすると、医師から、CRPの

数値が高いから、熱ある?誤嚥性肺炎かも?

かかりつけ医に結果を見せればわかるから、

対応して貰う様にとの指示がありました。

 

帰宅後結果を見せると、抗生物質が出されて、

引き続き様子を見る事に。

 

翌日、父が胸が痛く何かぷくっと膨らんでる

気がするとの事で、鎖骨と胸の間ぐらいに、

直径1cmぐらいの珠が出来てました。

 

かかりつけ医に連絡し、見て貰いましたが、

出血したのが溜まっているのかも?と

言う事で、またも引き続き様子を見る事に。

 

翌朝、一気に500円玉程の大きさになって、

膨らみも大きく、かかりつけ医の診察では、

出血かもしれないから、触らない方がいいし、

血液サラサラの薬を止めて、これ以上大きく

ならない様にしましょう。

 

熱は、抗生物質と解熱剤が効き始めて、

高熱にはならず、微熱程度でした。

 

血液サラサラの薬を止めたら、大きさは

止まりましたが、肌色から、赤みが出ました。


脳梗塞で左側に症状があるので、

薬を止めると、足の浮腫み等に、

影響が出るのではと、心配しましたが、

今は、胸の膨らみが最優先なので、

仕方ありませんが…

予想通り、浮腫が酷くなりました。

 

大晦日も、診察はありましたが、

家族的にはとても心配だったので、

手術医に診てもらう話を出すと、

年末だから、救急で名大に行っても、

救急担当しか見て貰えないから、

あまり意味が無いと思うよとの事で、

そのまま様子を見る事になりました。


最終的には、大きめのゆで卵

ぐらいの大きさになりました。

 

 

膨らみが破裂

 

2024.1.2深夜3時頃、父が目を覚まして触ると

膨らみは無く、濡れているので、母を呼ぶと、

膨らみが擦れて破裂し、膿と軽い出血があり、

驚いて24時間訪問看護に連絡し、

朝一で来て、消毒等処置をして貰いました。

 

訪問看護の方が、1日2回来てくれて、

かかりつけ医の指示を受け、処置をしました。

 

2024.1.4朝訪問看護師が、これは良く無いと、

かかりつけ医を連れてきて、診察をしました。

(年明け初回診察日は、翌日だったのです。)

 

家族も、私も、名大で診て貰いたかったので、

その流れに持って行こうと思った所、

かかりつけ医から、胸部外科で診て貰おうと

思うけど、いつが都合がいですか?との事で、

母が、今日でも大丈夫ですと伝えました。

 

かかりつけ医は、血液専門の内科医で、

父の事をずっと診てきているので、悪い訳では

無いのですが、ちょっとスローペースなので、

私も、はっきり今日か明日でお願いします。

その後3連休なので、心配ですと伝えました。

 

急に、かかりつけ医のペースが上がり、

昼過ぎに手術医と話しがついて、明日入院で、

即検査なので、朝一で行ってくださいとの事。

 

とても心配だったので、仕事初日でしたが、

急遽上司に連絡し、休みを貰いました。

 

 

再入院の詳細

 

朝一で名大に行くと、個室が準備されていて、

外来診察前に手術医が来て、破裂した部分の

処置後、一緒に来た別の科の医師が、

菌の採取を行いました。午前中に、血液検査、

CT造影を行い、検査後すぐに、点滴による

抗生物質の投与が、始まりました。

 

処置の際に、穴が開いてる所から手を入れて、

骨が触れたので、安易には言えないが、

菌が広がっている場合、骨が溶けるので、

それは無さそうとの事でした。

 

この見解は、最初の結論に繋がるのですが、

誤りでした。後程行ったPET-CT検査で、

人工血管に反応が出てしまいました。

 

抗生物質を投与しながら、

傷口に吸引機を取り付け、傷の状態を

確認しながら、空洞を塞げる様に、

内側の肉が盛り上がるのを待ちます。

 

途中、前回程ではありませんが、

入院生活は寂しいので、感情の起伏が激しく、

不安定な時期があり、とても心配しました。

睡眠や食事に影響が出るので、困りました。

 

が、前回特にお世話になった看護師Mさんが、

今回も居て、また仲良くさせて貰えたのが、

本当に有難かったです。

 

私も心配だったので、予定が有る時以外は、

仕事終わりに、ほぼ毎日寄っていました。

家族も私も、頑張ったリハビリで、

出来る様になった移動をこれからも続けて

欲しいので、毎日足マッサージの名目で、

右足強化に励みました。

 

退院の目途が立ちだした2月下旬頃から、

自宅で、訪問看護の方が処置が

行えるか等手配や、抗生物質を点滴から薬に

変更し、体調の変化の確認等を行いました。

 

 

退院後の詳細

 

当初1ヶ月予定が、結果2ヶ月になりましたが、

無事、2024.3.9退院しました。

(最短の土曜日に母が決めたのですが、

たまたま日柄も良くて安心しました。)

 

父の拘りで、車椅子での帰宅となりました。

(行きは、ストレッチャーでした。)

体調不良からだと、約2ヶ月半ベッドの上で、

リハビリらしいリハビリも行っていないので、

皆で何とか車椅子への移動をしました。

思ったより、スムーズに出来て安心しました。

 

帰宅後は、車椅子のままお昼ご飯を食べ、

約3時間車椅子のまま過ごせました。

お昼寝もあるので、ベッドへの移動も、

皆でやったら、これも思ったよりスムーズに

出来て安心しました。

 

退院当日に、かかりつけ医と、訪問看護の方が

来られ、今日からの打合せを行いました。

 

今回から、訪問看護の会社が変わりましたが、

前回も今回も、とても親切な対応をして貰え、

助かっています。本当に、有難いです。

 

今回のリハビリ担当の方が、

年配のベテランの方で、父と合っている様で、

体調不良から一気に体力も筋肉も落ちて、

体に力を入れる事が出来ていないので、

前の様に、車椅子への移動が出来る様に、

頑張ってリハビリをして欲しいです。

なので、今はデイサービスはお休み中です。

 

退院して1週間が経ち、家で過ごせているので、

安心からかとても落ち着いていますし、

食欲も戻ってきて、食べすぎなぐらいです。

 

とりあえず、体調不良だった時より、

入院したお陰で、元気になって、

自宅に帰れて本当に良かったです。

 

 

今後について①

 

在宅介護で、毎日訪問看護の方に治療をして

貰いながら、薬で抗生物質を投与します。

 

次回、2024.3.29に、退院後初の外来診察で、

手術医が状況をチェックします。

前立腺癌のホルモン注射は、担当医から、

毎月だと通院に負担があるから、

3ヶ月に1回にしましょうとなりました。

 

 

今後について②・思う事

 

結果的に、脳梗塞を発症した上、

人工血管の細菌感染、

確率は低いとは言え、とてもショックです。

 

ただ、今はとにかく抗生物質で、

細菌感染が酷い状態にならない様に、

上手く付き合っていくしか無いと思ってます。


正直、色々思う事はありますが…

家族全員、前向きな事しか考えていません!

今出来る治療をして、毎日を過ごしてます。

 

今後は、父にリハビリを頑張って貰って、

前の様に、車椅子や、車への移動が、

出来る様になって欲しいです。

そして、食事や旅行に行きたいと思います。