毒性のない殺虫剤
野菜を作ってて一番頭が痛いのは病気と小さな虫です。
どちらも気が付かないうちに取り付いてしまうので、定期的に予防するしかありません。
でも、科学的に合成された薬剤は毒性が強いので、家庭菜園では使いたくない・・・
けど使わないと収穫がおぼつかない~ というジレンマ。
なんとかして健康への影響が少なくて低コストにと思いますが、農薬って高いし病気や虫の種類によって何種類も揃えないといけないので大変です。
さらに、同じ薬ばかり使ってると薬剤抵抗性を身に着けてしまう病害虫が現れるのでとても厄介です。
さて、そんな訳で日夜情報収集しているわけですが、ダニやアオムシなどに効果のある気門封鎖系の殺虫剤というのを見つけました。
もちろん、以前から知ってはいましたが、何のことはない、気門を塞いで息が出来なくして窒息死させるという単純なもので、しかも澱粉とか油を乳化させた環境にも優しいくて薬剤抵抗性の心配もないという素晴らしい殺虫剤です。
もちろん市販品でもいいわけですが、自作した人も多数いらっしゃるようなので、おいらも試してみようと思ったわけです。
ネットでは澱粉であるコーンスターチや片栗粉、薄力粉を水で溶いて加熱してトロトロにして原液を作る方法が多かったです。
(トロトロにしないと粘着性がなく、気門を塞ぐことができません)
これって、要するに糊状になってればいいじゃん♪ってことですよね?
市販のでんぷん糊ならもうトロトロになってるんで、水で薄めればすぐ使えるかも、
と思い付いて探してみたら、あるにはあったけど・・・・・
何年も放置してたので水分が抜けて固くなってました(^^;
でも、乾き切ってはなかったので小さじ一杯程度を削ぎ取ってお湯を注いで
掻き混ぜました。
これなら使えるんじゃ?と期待して4倍くらいに薄めた溶液を作りました。
テストするにはダニが必要なので、大根の葉っぱに生き残っているハクサイダニを
葉っぱごと連れて帰りましたw
小さすぎて見えません・・・
が、ハクサイダニ数匹と、たまたま葉っぱにいた芋虫とアザミウマ各1匹の捕獲に成功♪
でんぷん液を吹きかけてラップして様子を見ました。
これが昼前。
で、3時過ぎに「もうよかろう」と中を確認してみると、お三方それぞれ元気に歩いておいででござった・・・orz==3
う~む、固まったでんぷん糊じゃだめなのか。
まあ当たり前と言えば当たり前かも。
さっき、糊を指に取って少しの水で揉んでみたけど全然ネバネバしませんwww
すでに糊じゃなくなってたようです(^^;
この糊、もう捨てよう(笑)
という訳で、毒性もなければ効果もない、ただの濁った糊水を作ってしまったようです。
な~にやってんだか~な一日でしたw
今日の畑
まばらな玉ねぎ
追肥が効いてて元気です。
2月に苗を買って挿した追加の玉ねぎ
やっと根付いたので肥料を少々。
ブロッコリー
脇芽が大きくなって結構な数が採れてます。
ブロッコリーは簡単に作れて楽です(笑)