TPP(また新党結成ですと~) | 8丁目劇場ブログ

TPP(また新党結成ですと~)

またまた増えそうです


政党乱立


これも仕方ないか・・・


http://www.sanyo.oni.co.jp/news_k/news/d/2012111901001383/




反TPP


明確でいいですね


TPPに関しては、参加しても品目ごとの交渉の余地はなく、決められた方針を


丸呑みするしかないとの報道


なのに交渉参加とはどういうことなのか理解できません


一方、日中韓でFTAという話もあり、どちらが優先するのか、頭が混乱します



零細稲作農家としては外国の安価な農産物が輸入されると割高な国内産は


需要がなくなり、農業が成り立たなくなるのは必至で、このためにJAなどの


激しい反対運動が行なわれています


もっとも、関係団体は自分の組織が壊滅することを恐れていると言うのが


実情で、本当に農家の将来を考えているのかどうかは疑問です


ですが、流通ルートから外れれば我々農家も収入がなくなって潰れることは


明らかなので、頭の痛い問題に違いありません



鎖国していた江戸時代は需要を国内で賄っていました


明治以降諸外国との交流で人や物が行き来するようになり、これで


日本人の生活が豊かになったことは間違いないことです


ですが、これは日本国民に購買力があってのことで、ただでさえ収入が


減り、失業者も多い中で一つの産業が潰れることになれば、その産業に


従事している者は失業してしまいます


関連する事業も含めれば大変なことになるでしょうね


決めたから頑張ってねと言われても農家全員が頑張れるわけでもなく


逆に厳しい競争に晒されて一部の大規模農家がかろうじて生き残るだけと


いう状態になってしまう可能性大です



また、輸入に頼ってしまうと(今でもそうですが)天候不順による凶作の


影響で物価が高騰したり、関係国の諍いによって輸入が途絶えたりと


最悪の事態も想定しなければなりませんが、果たしてこういう議論は


されているのかどうか?



独立国として自国の食糧は自国で賄えるようにした上でないと


兵糧攻めに遭ってからどうするべ? では間に合いません


さらに、国内でもあちこちで大雨による大規模災害が多発していますが


これは山林や田畑が放置されて貯水の役割を担うことができず


治水面で問題が生じていることも要因であると考えます



食品の安全性についても、将来を担う子供たちが影響を受けます


何かあったら大騒ぎでしょう



経済界をはじめとするTPP推進論者はこれらをどう解決するか


説明できるのでしょうか?


そんなことは起こらないと思っていたら「想定外」の原発事故が


発生してしまって莫大な損害が生じたように、国土維持や食糧確保の


手段を持ってないと国体を維持するなんて無理ですよ



アメリカの一人勝ちに手を貸すようなことをわざわざやる必要があるのかな?