誰のための学校なんだろ
今日、3つの4年制大学の設置申請を文部科学大臣が不認可と決定したニュースが流れてました
それなりに理由はあるんでしょうが、唐突過ぎる決定ですね
4年制大学が過当競争状態で質や運営に問題があるところがあるというのが理由の一つらしいですが、文科省の大学設置・学校法人審議会が認可すべしとした上申を覆す理由になるのだろうか?
各大学の競争は今に始まったことではなく、各大学がいい教育を施せば大学教育のレベルを押し上げる要素のもなるし、国もそうなるように環境整備をすべきだと思います
その上で数が問題なら指針を示した上で対応を促すべきで、それもせずにいきなり不認可というのははどう考えてもそこに繋がりません
審議会に対しても不満があるようですが、それはこれから改善を要する問題として検討すべきだし、日本の教育システムそのものにも影響を及ぼすことになるので慎重に対処するのが当然でしょう
3つの大学を志望校にしていた学生にとっては青天の霹靂、いい迷惑です
大臣はダメと言えば済むけど、学生たちは改めて進路を検討しなければならず、その苦労を思うと気の毒でなりません
今回の田中大臣の決定はあまりにも軽々しいのでは?
よい教育を施して有能な人材を社会に送り出すために何をするかを考えてもらいたいもんだ