初めての家出!! | 沖縄の神んちゅ 周音(あまね)

沖縄の神んちゅ 周音(あまね)

今帰仁城の神官「祝女(ノロ)」の末裔。
私の先祖は首里城勢力に攻められ落城し
身分を隠し生き延び術式を伝承してきた。
幼少時代から
神のメッセージ(チャネリング)を
受け取り伝えては大人たちを驚かせていた。
現在、横浜中華街で沖縄独特の霊占術を鑑定してます。

私の
初めての家出は4才くらいでした。


夜中に次男の弟が
ぜんそくの発作で父と母は病院へ…


ただ、何故か?

その時は

「私と長男の弟は捨てられた」と
思ったのです。


そこで私は
長男の弟を起こして
風呂敷に2人の下着と着替えと包み
母方の祖母の家に向かいました。

祖母の家に着いた私。

祖母の顔を見て、
「アノね」と理由を説明しようと
したのですが

祖母は
「何で夜中に出歩くの?!」と
大きな声で怒鳴りました。


せっかく、歩いて辿り着いたのに
怒られた事が理解できない私。

しゅんとなって

祖母の家の中へ入って
座り込んだまま何も言わず

何を聞かれても下を向いたまま
黙っていました。

それから、父と母が祖母の家に到着。


母は
「何で家をでたの?」と聞かれても



私にしてみれば

私と長男の弟を捨てて出ていったのでは?


何故、私たちを迎えにきたの?


キョトンとしながら
ガミガミと怒っている母に
押し黙っている私。


父が 一言…


どうやって 祖母の家に辿り着いたの?と
聞かれると


いつも車で通った道を歩いてきた事を
説明した。


すると父は
「怪我もなく 事故もなく良かった」と
優しく言われた時、

ボロボロと涙が出た。


「私たちは捨てられてはいなかった」と
認識できたからなんでしょうか?


今から考えると

次男の弟は
産まれたときから体が弱く

私や長男の弟が近づこうとする度に
叱られたりしていました。


そんな事から

私や長男の弟は要らない存在だと
思い込んでいたのでしょうか?



たまに母から
嫌味のように


その家出の事を持ち出されは
恥ずかしくなる私です。