精神科デイケア3-Bさんの話
私と同じ精神科デイケアに通う人、次はBさん。まずはプロフィールから。
性別:男
年齢:俺と同じくらいか
症状:アレルギーによる体調不良、体調不良に伴うメンタル不良(?)
こんなところか。Bさんの場合、体調がいつもすぐれない。結果仕事をやるという道筋に乗れない。特にちょっと運動をすると即ダウンしてしまい、ポテンシャルはあるはずだけど使えないという状態になっている。コミュニケーション不良の感触は全くしないので何とかうまく使えないか?と思う。
Bさんが今やれる仕事となると事務系の仕事になるのだと思う。ただ、体力を考えるとSOHOの方がいいのかな。1日1-2時間から少しずつ伸ばしていって、フルタイムまで伸ばせればが読みだ。
しかし、BさんもAさん並みに見ている筈なのだが、いまいち内容が伸びない。良く言えば「突っ込みどころが少ない」、悪く言えば「俺が見逃している」のだろう。もっと言うと、アレルギーに目がいきすぎてその他の特徴を善悪はどうであれ見えてないんだと思う。
Aさん、Bさんと取り上げて仕事に関して共通するのは「ごく少量を短時間から」仕事をさせないと簡単につまづいてしまう点だ。普通に考えると1日1-2時間、週3日で雇うことはパートでもまず出来ないと思う。
そこで私が考えるのは企業のあるセクションの仕事を丸々請負い、多くの人間に分けて仕事させる「ステップアップの為のワークシェア」だ。福祉的就労となると思うが、普通の人の1割の量から慣らしていくには部署ごと請負う形でないと出来ない。
但しこれを行う場合、思い切った補助金が必要になる。企業も働く人もメリットがある制度にしないと請負えないし、補助金がないと適切なサポートが出来ない。その代わり、労働力として使えることだけでも威力がある。漠然と生活保護よりは実の入った施策と思う。
最後にQOLを考えたとき、生活保護は基本的に最小になるよう行政は動くべきと私は考える。生活保護を減らすには根源を絶つしか方法はない。早期発見・早期フォローでただ生きるだけの暮らしにさせないんだ!の意志を明確にして仕事しないと隠れコストの増大という爆弾になる。一緒くたに「生活保護」では見えない実態を変えないと行政コストは下がらないしQOLも上がらない。
かきつばた記念
ギャンブルの臭いのするこのブログらしく、今日は競馬の話をする。レースは名古屋競馬で行われたダートグレード・Jpn3のかきつばた記念である。
まず結論だけ言うと、2番・スマートファルコン(岩田)の圧勝、2着が10番・トーセンブライト(安藤勝)、3着は11番・リミットレスビット(福永)でJRA勢がトップ3を独占、払戻金は単勝100円、馬複130円、馬単150円、3連複440円、3連単640円と単勝・馬複・馬単は1番人気、3連複・3連単は2番人気決着となった。
このレース、本命等が自然に予想すると
1)黒船賞組VSスマートファルコンだが、スマートファルコンの方が強いよな
2)黒船賞組ではやはり勝ったトーセンブライトが一番。ならば、馬単は2-10の1点でいいか。裏押さえると取って損の可能性が高いので買わないか。
3)でもこれじゃ2倍にもならないので3着だけど、4番・メイショウバトラー(武豊)とリミットレスビットが常識的。つまり2-10-4、2-10-11の2点でいいか。
で、こう買った人は
・馬単150円だけど仕方ないか。
・3連単は高目(2-10-4だと440円)になってよしよし。メイショウバトラーの力は落ちたな。
と総括して払戻に行くだろう。これが2-10-4の1点張りにした人は悲惨で
・武、何やっとるんじゃ!
であろう。
で、問題はあまりにも安すぎる配当だ。3月の名古屋大賞典、このときもスマートファルコンが勝ったが、配当は
単勝130円、馬複160円、馬単230円、3連複110円、3連単320円と単勝・馬複・馬単こそかきつばた記念より高いが、3連複、3連単はかきつばた記念より安い。本命党はこれでもいいが、夢もロマンもないレース。中央の圧勝&3着まで独占でいいのか?
打開策だが、1着賞金を下げて総賞金を1着賞金に対して多くするのが妥当と思う。スマートファルコンが出ると聞いただけで軒並み回避するのは2着以下の賞金が安いことが背景である。ならば、もっと2着以下の賞金を増やして有力地方馬を来させる、同時に場違いな馬を追い出すことが必要だと思う。
最後に、おいおい深く掘り下げるが地方競馬の番組編成は転機にあるんじゃないか?と思う。強い馬同士、弱い馬同士ぶつけられるようにして推理の面白さを高めないと、ガチガチと変な高配当では客が寄りつかないように思う。
精神科デイケア2-Aさんの話
最近全然書いていないな。
今日は私と同じ精神科デイケアに通うAさんの話をしたい。
とりあえず、Aさんのプロフィール。もちろん個人情報保護の観点から仮名とする。
性別:男
年齢:俺より少し若いか
症状:発達障害(自閉症?)、多動、うつ(?)、姿勢が悪い。
姿勢以外は私の推察。
職歴:どっかで働いたがうまくいかず?
まずAさんをぱっと見て思うのは「なんでヒザを曲げているんだろう」に「なんで極端な猫背なんだろう」というたち姿勢に関する2点。細かく見ていくと、姿勢以外に
・食事の食べ方が何か変(ごはんとおかずを分けて食べる)
・何事もこわごわやっている
・独り言が多い(俺も多いが)しかも念仏みたいな内容で、理解して言っている感じではなさそう。
・思考回路がカウンセラもいまいちわかっていない(もちろん俺もわからない)
こんなところか。その上にAさん、ここ最近の調子が非常に悪く、デイケア中に寝る(昼寝ではなく横になって爆睡)こともしばしある。この姿を見ていると俺が入って悪くしちゃったのかな?という思いにさいなまれる。(昨年12月に俺が通い出してその後調子が悪いので)
ただ、見ていて思うのはAさんの場合、思考回路が窮屈になっているんじゃないか?を強く感じる。傍目から見て短時間の就労もきついし、体がそう動く人間じゃないのをどうカバーするか?が必要だけど、強迫されているんじゃないかな?とか、デイケアの若い通所者たち(俺も含めて)と比較して劣等感を強く感じているんじゃないかな?と思う。確かにゲームなどでもAさんはいつも勝てない。俺も卓球だとからきし駄目だがボードゲームでは強い。そういう何か強い面をどう作るかなんだろうな。
最後にオレ流の処方箋。
1)姿勢矯正
Aさんの姿勢は悪く言うと「昔の2足歩行ロボットのよう」であり、「原人の歩く姿」なのである。ヒザを曲げるのは障害と言うよりも体のバランスを取るに必要と思いこんでいるように思う。それを矯正するには猫背を矯正させて歩行訓練をさせるのが初手かなと思う。
但し、矯正させなきゃいけないか?と言うと、「させた方が心理的な視界が変わるのでいい」という論理なので、逆に車椅子の視界にするのも手かなと思う。
2)就労を忘れる
Aさんの場合、企業就労となるとコミュニケーション不良に能力不足で持続できる場がないように思う。そこで一旦就労のことを忘れて全ての状態を高める、さらに週3日、1日1時間くらいの仕事から少しずつ少しずつやっていくしかないと思う。
3)生活環境を変える?
Aさんの場合、今のデイケアが居場所になってないんだろうな。案外一人暮らしの方が精神的な居心地はいいように思う。俺の部屋の隣が空き部屋だし(w(r。問題が大きいけど、本当はその方がいいのだろう。
4)没頭できる空間作り
Aさんの「居場所がない」には「自分がやりたいことがない」があるんだと思う。依存になっていいから何か没頭させると変わるんじゃないか?なんて気軽に思う。
何か主張出来る面を作らないとどこでも居苦しくなる。Aさんの場合、自分の居場所がない、認められかたがわからないでいるんだと思う。
次はBさん。
保守徐行
前に名松線の話を書いたが、調べてみると名松線より悲惨な路線が何カ所か見つかるので今日はこの話を。
まずJR、特に本州3社はいくら赤字を出しても廃止できない線を何本か抱えている。思いつきで書いていくと
JR東日本:岩泉線(岩手県)、只見線(福島県、新潟県)など
JR東海:名松線(三重県)
JR西日本:三江線(島根県、広島県)、木次線(島根県、広島県)など
あたりがぱっと出てくる。ここに書いた5路線は全て国鉄がJRに移行する際廃線にしようとしたが、「道路がないから」という理由で廃止が出来なかった路線である。
その中でも一番たちが悪いのがJR西日本、特に「陰陽連絡線」と呼ばれる路線である。JR西日本はもともと本州3社の中で一番財務基盤が脆弱と言われ、特にここ最近は福知山線脱線事故もあって安全対策にナーバスになっているのも事実である。
ただ、福知山線など混雑路線の場合新型ATS(ATS-Pという新しい自動列車停止装置)を入れることはコストもかかるが本数を増やせ、ラッシュ時の高速化ができるメリット※1がある。しかし、大赤字路線の場合、信号よりも落石対策が問題で、コストはかかる、利益につながらないということもあってなかなかやれない。
そこでJR西日本がやっているのが次の施策だ。
1)最高速度を遅くしてレールの傷みを抑える
2)月に1回、昼間に6時間程度列車の運行を完全に止めて保守作業を行う。なお、代替バスは走らせない。
3)降雪などで列車の運行が難しいと思ったら即代行バス・タクシーに切り替える
最近はこれに
4)崖下など落石の危険がある区間は普通なら斜面を固めたり落石検知装置を付けるが、それをせずに時速15km~30kmの最徐行で代替する
手法が最近まま見られるようになってきた。時速15kmなら自転車でも軽く踏めばすぐ出せる。ディーゼルカー、特にJR西日本のローカル線で多く走るキハ120系の場合、軽い割にエンジン出力があることも相まって運転が難しいのである。しかもこれだけ遅いスピードとなると常時トルクコンバータを介した動力の伝達となり、伝達効率も悪くなる。しかも徐行と加減速を繰り返すとブレーキシューを使ってブレーキをかける為さらに燃費が悪くなる。しかもブレーキシューと車輪を摩耗させるのでそれらの交換周期も早くなる。落石リスクのせいで他が全て駄目になるのだ。
ここまでJR西日本が半分嫌がらせのような策を取るか。これは廃止困難というのが真相だ。沿線自治体が容赦なく反対し、廃止計画を潰す。しょうがないので極限までコストを下げながら残してやるという態度。横暴に見えるが、沿線自治体も実は汚い。JR、もっと言うと京阪神や新幹線の黒字で当該路線の赤字を補填しろと言っているのだ。
沿線自治体は利用されない路線でも路線廃止に反対する。理由は道路云々よりも自治体や住民、特に高校生を持つ家庭の負担が増えるからだ。JRの通学定期はバスに比べて半分以下の安さ。これをバスにした場合運賃も定期代も上がり高校生を持つ家庭の負担が重くなる。しかもJR時代はJR内部の扶助でやってくれていたお陰で自治体の負担がなかったが、バスになると各路線の収支に応じて赤字なら補助を出す必要がある。バス転換が求められる路線の場合、バスでも赤字が出うる路線なので二重の負担増。
俺が沿線自治体の人間だったら、一定額手切れ金払ってくれたら廃線に応じる。鉄道よりもバスの方が機動力のメリットが大きいので、バスだけの路線網を再構築する。その方が地域としては使いやすくなる。高校生を持つ家庭の負担は割り切るしかない。
応益負担、応能負担は非常に難しい問題だが、JRは何でも面倒見るという姿勢は適切とは思えない。もっと行政に突き放した態度を取ってもいいように私は思う。
※1:従来のATS-SWよりも列車の間の距離を詰められる為
黒田候補(w-2
次に、金山の市民会館(中京大学文化市民会館)で実際に黒田候補に会って話を聞いたときのことを書く。
この日、4月24日(金)に市民会館では
「AAA」という音楽ユニットのコンサートが大ホール(オーロラホール、2291席)で、
黒田氏の選挙演説会が中ホール(プルニエホール、1146席)
で行われていた。会場を「中ホール」とはしたが、ここの中ホールは1146席と中規模の市であれば大ホールの大きさ、2階席もある。
大ホールで行われたAAAのコンサートには若い人たちが大挙して押しかけていた。そんな中、1階にぽつんと1カ所だけ開いた門が。※1しかし、警備員以外誰もいない・・・。
度胸試しと言わんばかりに入って覗いてみた。2人ほど発見。最初は躊躇していたが、これじゃ黒田氏にも良くないと思い、意を決して大声で「金山駅で演説しろ」と叫んだ。※2
少し大声で言った後、そおっと前の方まで移動し、聞いてみた。服装はスーツにネクタイ。髪も普通の髪型。選挙公報やメディアに出た長髪でワイシャツのみ、ネクタイなし、第1ボタン付けずとは大違い。話の内容はと言うと、選挙の裏ネタとマスコミ批判に終始。身なりの件は「メディアなら確認するだろ」の論理みたい。最後はトーカイテイオーの話で〆た。終了後私と来た3人で話。私も3人も黒田氏に入れる気なし。節々に出てくるのが「この候補は相当の勘違い男」ということ。象徴的だったのが私がNEET対策に対して質問したとき、黒田氏は「NEETもドメスティックバイオレンス(DV)も甘え。放置していい」と答え、高齢者介護について「役に立たない人間は生かす価値があるのか疑問」と言い放った。
では、他の会場はどうだったのかを黒田氏ブログ、2ちゃんねる、私が行ったデータで書いてみる。
・昭和区役所(21日):誰も現れず8時までの予定を6時半で切上げ撤収(私が行って確認)
・中村区役所(22日):4人(男3人、女1人)が来て話をしていた。女の人が主にしゃべっていた。(私が行って確認)この中の1人(女性か?)がブログのレスで「家族の統制もとれない人間が名古屋の統制がとれる訳がない。ご両親が勘当だと言われたとしても貴方の一番の理解者であり本当は貴方の事を心配しているはずですよ」と言った模様。
・名古屋市公会堂(23日):1人が来て話をしていた。
・名古屋国際会議場(25日):大川豊総裁、同カメラマン、名大メディア研究会3人、一般市民3人の8人が出席。大川総裁がいい感じに言葉を引き出す展開になった。そしてなんとトウカイテイオーのVTR鑑賞会になった。(2chより)
重複や大川総裁のような今回の投票権のない人もいるので、今回演説を生で聴いたのは私を含め20人くらいか?会場、その他考えるとありえない数字。大体、いつどこでやっているのかすらわからないのでは駄目だこりゃ。
このように書いていて、いわゆる他の「泡沫候補」と比較すると、07年都知事選で話題になった外山恒一氏などと違い、政治的な信念で出ている感がないのだ。又、何か宣伝したいという意図で出た訳でもない。ここが黒田氏を擁護するよりも叩く発言が多くなっている原因じゃないかと思うようになってきた。ポスターの変化、行動など何か定型な考え方では理解できないものがある。何がそうさせたのか?を考えるうちに、何らかのコミュニケーション不良が黒田氏の思想を作ったのではないか?と思うようになってきた。コミュニケーション不良が今回の立候補という突飛でもない行動となり、更に醜態を出す結果になったと思うのだ。そして、このコミュニケーション不良は発達障害が裏に隠れているのでは?と思うようになってきた。
出馬までの流れとしては
東京科学芸術専門学校(現東京モータースポーツカレッジ)に入学し、モータースポーツに関係する仕事に就きたいと志すが何らかの理由で挫折
→仕方なくパチンコホールに就職し、主任レベルまで登った
→主任レベルに昇格して部下を持った際に何らかのコミュニケーション不良を起こし、会社を辞める(?)
→にっちもさっちもいかなくなり、政治家になればいいのだと思うようになる
→07年県議選に出馬するもあえなく落選。ただこのときは供託金60万円は無投票崩れの構図もあり戻ってきた。
→家でごろごろ+たまに登録制バイトに行く生活を続けていたが、どうしようもない無力感を感じるようになり名古屋市長選に出馬。しかし真に向かって話せないので講堂での講演のみ。当然誰も相手せず。結果も得票率1%未満で落選。
思いっきり憶測を入れて書いたがこんな感じか。節々でコミュニケーション不良を起こし、その原因を深く掘り下げる機会がなかった為に選挙しかないと思いこんだのではないか?私はそう感じた。
次に黒田氏はどんな行動をするのか。犯罪や自殺だけはしないで欲しい。そして、障害の有無を見てもらった方が良いのではないか?とつくづく思う。
※1:大ホールは2階から入る。対して中ホールは1階から入る。地下鉄で市民会館大ホールに行く場合、1階の中ホール入口を通って2階の大ホール入口に向かう構造になっている。
※2:黒田候補は前述の通り街頭演説を一切していなかった。そのことに私は怒りを覚え、言い放った。金山なら十分人目に触れるはず。