D.Gray-man 25巻 感想
※ネタバレ含みます
待ちに待った25巻でしたが、ほんとうに、ほんとうに。やっぱりわたしは、「アレンウォーカー」という一人の人間が本当に好きで、本当に好きだと思い知りました。
25巻はすごかった。いままで謎が、少しずつ解けては、また増えていたけれど、
ここで、ついに、わかった。
いろいろ考察をしてきたけど、そんな脳が、飛んだ。
当たっていたところもあったし、ハズレだらけだったし。
伯爵は、やっぱりなあ、でしたが、マナとネアの関係性はとても難しい。
元は同じだからって、いきなりふたつにわかれて、それが、また戻ったからって、脳だけ残ったり、その時の脳だけが今までずっとアレンに閉じ込められていたなんて、なんでそんなことする必要があったのか?そして、だったらいままで、そのときいきなりふたつになるまでは、どうやって伯爵は存在していたのか?
伯爵の謎が解明されないとここはわからないけど、ネアという人が少しずつわかってきたなあと思う
アレンが大好きだからこそ、ネアが大嫌いだったけど、悪いところばかりじゃないというか、かわいいところもあるなーて
でもね、そう思いながらも、じゃあ、アレンって誰なの?なんのために、いるの?犠牲、だったの?宿主というのは、運命なの?
アレンが生きてゆくためには、幸せになれない人、報われない人が必ずいなくてはならないの?
アレンのいままで生きてきたこと、言葉や行動や関わった人はすべて、アレンではない人に、引き継がれていってしまうの???
すくなくとも、わたしはアレンが好きなのに…
わたしですらわからなくなってくる、、
師匠がでてきて、アレンを導いてくれる、いつだって師匠はアレンの一番の味方
幸せになれる方法を一番、アレンが苦しまなくても済む方法を考えてくれているけれど
それは、アレンにとっては違う選択のことだってあって
彼の中の信念は本当に変わらない
そこがほんとうにだいすきで。リナリーの顔が思い浮かぶあたり、もう大事なものがかけがえのないものがあるってことだけで、アレンとして残る理由なんだろう
アレンを必要としている人がいること、14番目のなかにいるアレンを探している人がいて、道化のアレンを見抜くことが出来たリンクも。恐ろしい。リンクのルベリエへの忠誠は本当に頭がおかしいし?もともとだけど、だからといってアレンをここに来て裏切るという表現は変かもしれないけど、アレンに魅入られてしまった人のひとりだし、リンクは抜け出せないだろうな
そうやって、虜にしている。
14番目の中にいても、アレンを信じている人たちが、いること、アレンはわかっているし
だからこそ、ジョニーは必要だった
ジョニーがくれた、アレンへの大事な想いや、心から信じてるっていうのを、体現してくれる人は、ほんとうにアレンにとってかけがえのなく必要な人だ
だから、ジョニーをまもって送り届けてくれた神田はほんとうに素敵な彼氏だし、アレンのことを心から大切に思っているのが、とてもいいなあ
神田のもやしラブっぷりは健在だけど、神田も守りたいなら強くならなければならないし、そのためには地位をあげること、だれかをまもるためには、まず自分を守らないといけないこと、相変わらず神田は辛い子だ
ティムが、とてもとてもつらい
ティムは、どうなるの
ぼろぼろとどこからでるのかわからないけれど、涙を流しながら
きっと、ティムにはアレンもネアもどっちも大事で、どっちもがアレンであり、ネアであるんだろう
師匠はひどい人だ!!!!ティムを泣かせた元凶は奴だ!!!
なんかなあ、なんかなあ、なんかなあ、、、
師匠が導いてくれた方へ進めばきっと、道は切り開けるんだろうけど
ブックマンはなぜそこで待つのか…
全然感想なんかかけてないなあ
ただ、わたしはなんにもわからないけど
マナとネアですらとてもかなしくて涙が出そうだったよ、辛い
だれもが悲しみを持っているから、この話は
どの巻を読んだって苦しい
だけど、そのすべてが美しく、勇気に変えられるのは、アレンがいたからだし
一番苦しい中で必死にもがきながらも、誰かのために生きようとするアレンがいたから
だからいま、みんなはアレンを助けようとするんだよ
アレンはいつだって孤独だったから、人のぬくもりや優しさのもらい方を知らない
人との距離感がなに1つわからない
なのに、人のためになら頑張れる
ほんとうに素敵な人なんです。
アレンに憧れ夢抱いて生きてきた
25巻はすごかった…