9月になりました。
まだ夏の暑さは残っているのに、
空の色や、夕方の風に、
少しずつ季節の変化を感じるようになりました。
最近、ふと思うことがあります。
「信じる」という言葉は、
とても前向きな言葉に聞こえるけれど、
本当は、
そんなに簡単なことではないんじゃないかと。
誰かを信じて傷ついたことがあれば、
もう一度信じるのが怖くなる。
頑張ってきたことがうまくいかなければ、
自分自身のことまで信じられなくなる。
「きっと大丈夫」
そう言われても、
そう思えない夜だってあります。
僕は、無理に前向きにならなくてもいいと思っています。
すぐに立ち上がれなくてもいい。
答えが見つからないまま、
立ち止まる時間があってもいい。
それでも、いつか心のどこかで、
「もう一度だけ、信じてみようかな」
そう思える瞬間が訪れたなら、
その小さな気持ちは、
きっと次の一歩になるんじゃないかと思います。
9月のIKPROJECTには、
そんな人の心の揺れを描いた作品が続きます。
もう一度、
自分自身と未来を信じようとする「Still Believe」。
戻れないと分かっていながら、
惹かれてしまう心を描いた「戻らぬ予感」。
過ぎてしまった恋に、
「ごめんね」と「ありがとう」を残す「あの日の空は」。
そして、
本気で好きになった人を簡単には手放せない、
まっすぐな想いを描いた「ただ君を離さない」。
同じ「恋」でも、
同じ「想い」でも、
人の心は、
いつも綺麗な感情だけではありません。
迷ったり、
後悔したり、
信じられなくなったり、
それでも、
誰かを想ったり。
そんな人間らしい気持ちを、
今月も音楽として残していきたいと思っています。
そして9月7日には、
もうひとつ、とても大切な作品を届けます。
「一縷」
一縷とは、
ほんのわずかに残る希望。
本当に苦しい時に見えるのは、
大きな光ではなく、
消えてしまいそうなほど
小さな光なのかもしれません。
この作品については、
また別の記事で、
ゆっくり書こうと思っています。
9月も、
音楽のことだけではなく、
日々の中で感じたことや、
作品を作りながら考えたことを、
ここに少しずつ残していきます。
その中のひとつの言葉でも、
ひとつの音でも、
誰かの心に残るものがあったら嬉しいです。
9月も、
よろしくお願いします。
IKPROJECT
