「一縷」という言葉を、
今回この作品のタイトルに選びました。
この作品について書いてきた中でも、
何度か触れてきた言葉ですが、
今日はあらためて、
今の自分がこのタイトルにどんな意味を感じているのかを書いてみたいと思います。
「一縷」という言葉には、
細くても、かすかでも、
まだ消えていないものがある、という感覚があります。
それは大きな希望とか、
はっきり見える光とか、
そういう強いものではないかもしれません。
むしろ、
見えなくなりそうなくらい細いもの。
でも、確かに残っているもの。
それでも、そこにあるからこそ意味があるもの。
自分の中では、
この作品にいちばんふさわしいのが、その感覚でした。
ただ「希望」と言ってしまうと、この作品には少し強すぎる気がしていました。
もっと細くて、でも確かに残っているものを表す言葉として、「一縷」がしっくりきました。
この曲は、
悲しみを消してしまうための曲ではないと思っています。
苦しさや、言葉にできないものが残っていても、
その中にまだ何かがある。
それを無理に大きくしなくても、
消えていないなら、それだけで意味がある。
「一縷」というタイトルには、
そんな想いを重ねました。
書き直す前の詩にも、
光や祈りのようなものはたしかにありました。
でも今の自分は、それをもっと静かに、
もっと細く、でも確かに残るものとして受け取っている気がします。
だからこのタイトルは、
今の自分だからこそ選べた言葉なのかもしれません。
もしすでに聴いてくださった方がいたら、
このタイトルが音の中でどんなふうに感じられたか、
それも気になっています。
まだの方がいたら、
まずは本編の「一縷」を受け取ってもらえたら嬉しいです。
そのあとにPIANOヴァージョンを聴くと、
また少し違う形でこのタイトルの意味が残るかもしれません。
【配信はこちら】
https://distrokid.com/hyperfollow/ikproject/I5ekUTa1Cjy
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「一縷」を聴いてくださった方は、
このタイトルからどんなものを感じたか、よければ教えていただけたら嬉しいです。
まだの方は、まずは本編から受け取ってもらえたら嬉しいです。
