真実の瞳 ~Eyes Of Truth~ 12
「目覚めの朝・・・」
暗い影の世界に移った
もう一つの世界をそこに見た
冷たい身体に壊れそうな瞳に失った愛
誰もが持つ悲しみを抱きしめて
やがてもう一つの世界へ移った
全てが悲しかった 全てが悔しかった
全てが・・・
雨の中に抱かれていた
恐れから逃げ出しては
また空を見つめるだけの存在だった
流れて行く時代の中で 止まったままの心
叫び続けた日々の悲しみを
生きる意味を問いかけていた
風が吹き抜ける・・・
あの日乗り越えてから吹く風は
きっと穏やかで暖かく
どんな道程でも優しく吹き抜けることだった
雨の中で濡れ続けた心が
いつまでも続くと想っていたから
もう二度と希望など持てなかった
誰もが通り抜ける道
繰り返すことのない道
激しさの向こう側では
穏やかな風が吹き抜ける
高く高く舞い踊って
優しさに包まれたのなら
もう二度と迷うことはないのだから
不安を消し去って生きて欲しい
そして今悲しみの心は 本当はもうないのだから
本当の自分を取り戻して
旅立ちを夢見て 誰よりも大きく羽ばたいて欲しい
「時の中に生きる 風の中で生きる
緑の中で生きる 土の中で生きる
石の中で生きる
太陽の中で生きる
月の中で生きる
全ての中で生きるのだから・・・」
分かれ道・・・
旅立ちの日に想いを二つ残した
やがて来るもう一つの悲しみと
本当の自分の心を重ねて歩き始める・・・
未来に残せるものもあるけど
過去に残せたものもあると信じたい
変わらない愛や 変わることのない愛
全て形に見えるものではないけど
心には形として刻まれている
どんなに変わってしまっても
永遠となるその時まで輝き続けている
深い森の中で見た未来を
人の心の中で知った愛を
この空に映し出して
一つの真実を
いつまでもいつまでも見つめていた・・・
この胸の中にある奇跡を信じて・・・・