宇賀教授の英語の論文(以下、「宇賀英語論文」という)を読んでみたくなっていろいろ調べていたら、東大の教授が自らの著作を説明しているサイトがあった(さすが東大)。宇賀教授も自身の著作を自ら説明している。
UTokyo BiblioPlaza
このサイトには、同じ説明の英語バージョンも用意されている。
宇賀教授自身による説明の日英比較をあらかじめしておけば、宇賀英語論文を読み進めるにあたっての、ウォーミングアップになる。
単著は15冊の説明があったので、発行順にソートして、それぞれの日本語と英語を1文ずつ切り取って並べてみた。なお、改訂されている書籍がいくつかあり、このサイトの説明が改訂前の書籍であるものがいくつかあるが、日英比較の目的には何も問題はない。
このサイトには、宇賀教授の著書のうち以下の15冊についての紹介文がある。この15冊に番号を付けた。また、それぞれの段落ごとに段落番号を付け、さらに1文ごとに文番号を付けた。たとえば、「12-2-3」は、「12冊目の第2段落の3つ目の文」という意味になる。
ついでに、宇賀英語を機械翻訳したらどうなるのか試してみようと思う。さらに、せっかくなので、現時点で代表的な以下の機械翻訳をそれぞれ比較してみようと思う。
なお、現時点での機械翻訳の精度を確認したいので、プリエディット(=AIが機械翻訳をしやすくなるように、翻訳の前に原文に対して何らかの編集を加えること)とポストエディット(=AIの機械翻訳の結果の精度を高めるために、翻訳の後に訳文に対して何らかの編集を加えること)は行っていない。宇賀教授の日本語の原文をそのまま機械翻訳させている。
途中からChatGPTによる翻訳も追加した。
さらに、BardGemini、BingCOPILOTによる翻訳も追加した。
さらに、みらい翻訳Plusによる翻訳も追加した。
コンプリートできるだろうか?
●01.宇賀克也著『日本立法資料全集国家賠償法[昭和22年]』(信山社、015年)
●02.宇賀克也著『逐条解説公文書等の管理に関する法律〔第3版〕』(第一法規、2015年)
●03.宇賀克也著『解説行政不服審査法関連三法』(弘文堂、2015年)
●04.宇賀克也著『判例で学ぶ行政法』(第一法規、2015年)
●06.宇賀克也著『行政手続三法の解説〔第3次改訂版〕』(学陽書房、2022年)
●07.宇賀克也著『番号法の逐条解説〔第2版〕』(有斐閣、2016年)
●08.宇賀克也著『行政不服審査法の逐条解説〔第2版〕』(有斐閣、2017年)
●09.宇賀克也著『行政法〔第2版〕』(有斐閣、2018年)
●10.宇賀克也著『自治体のための解説個人情報保護制度-行政機関個人情報保護法から各分野の特別法まで-』(第一法規、2018年)
●11.宇賀克也著『個人情報保護法の逐条解説〔第6版〕』(有斐閣、2018年)
●12.宇賀克也著『新・情報公開法の逐条解説〔第8版〕』(有斐閣、2018年)
●15.宇賀克也著『地方自治法概説〔第9版〕』(有斐閣、2021年)
●16.塩野宏監修、宇賀克也ほか編著『情報公開法制定資料 (1) [平成11年] 議事録編 I』(信山社、2022年)
●17.宇賀克也著『マイナンバー法の逐条解説』(有斐閣、2022年)
●18.宇賀克也編著『法改正に対応すべき実務がわかる! 自治体職員のための2021年改正個人情報保護法解説』(第一法規、2021年)
●19.宇賀克也著『新・個人情報保護法の逐条解説』(有斐閣、2021年)
●20.宇賀克也著『逐条解説 宇宙二法』(弘文堂、2019年)
●21.宇賀克也著『個人情報の保護と利用』(有斐閣、2019年)
●22.宇賀克也著『マイナンバー法と情報セキュリティ』(有斐閣、2020年)
●23.宇賀克也著『次世代医療基盤法の逐条解説』(有斐閣、2019年)
●24.宇賀克也著『行政組織法の理論と実務』(有斐閣、2021年)
●25.宇賀克也著『情報公開・オープンデータ・公文書管理』(有斐閣、2019年)
●26.宇賀克也著『個人情報保護法制』(有斐閣、2019年)
●27.宇賀克也ほか著『アメリカから見た日本法』(有斐閣、2019年)
webライター・沈潜(ちんせん、Tingseng)