生駒山麓の山道で、1㎝にも満たない小さなゾウムシの仲間を撮って来ました。

 

ササの葉にいた ツバキシギゾウムシの雄。シギの嘴のような長い口吻が目立ちます!

【ツバキシギゾウムシ】ゾウムシ科。6~9㎜。5~8月に出現。黒褐色~暗褐色で、背面は灰黄褐色の鱗毛で覆われる。小楯板には淡色毛がある。口吻が細長く、とくに雌は体長より長い。雌はツバキなどの実に口吻で穴を開けて産卵する。

 

ツバキシギゾウムシの雄を横から撮りました。後ろ翅(下翅)が収まっていなく出ています!

 

こちらは アカコブコブゾウムシがササの葉にいました。

【アカコブコブゾウムシ(アカコブゾウムシ)】ゾウムシ科アナアキゾウムシ亜科。7~8㎜。3~10月に出現。全体にコブがあるゾウムシ。雌はシイ、コナラ、アラカシなどのドングリに穴を開けて卵を産む。幼虫はドングリの中で育つ。

 

パンダカラーの オジロアシナガゾウムシ。

【オジロアシナガゾウムシ】ゾウムシ科アナアキゾウムシ亜科。9㎜ほど。4~10月に出現。体自体は黒色で鱗毛の生えた部分が白く見える。成虫で越冬。クズの茎に産卵する。虫こぶ化した茎のなかで育つ。