6日は生駒山麓公園で、森林ボランティアの例会がありました。

梅雨の中休みが続く猛暑の一日、皆で草刈り作業をしました。

フィールドには夏の虫たちが元気な姿を見せてくれています…

 

夏の陽射しが注ぐ 生駒山麓公園。

 

草刈り中に飛び出した涙目顔の ツチイナゴ。

【ツチイナゴ】バッタ科ツチイナゴ亜科。雄50~55㎜、雌50~70㎜。4~7月、9~12月に出現。淡い土色をした大きなバッタ。クズの葉を好んで食べる。成虫で越冬。

 

ハルジオンで吸蜜する ベニシジミ。

【ベニシジミ】シジミチョウ科。前翅長13~19㎜。年数回、3月下旬~11月に出現。夏型は黒色鱗粉が発達し黒ずんだ色合い。幼虫の食草はタデ科のスイバ、ギシギシなど。

 

 

樹液にきた カナブン。

【カナブン】コガネムシ科ハナムグリ亜科。23~32㎜。6~8月に出現。四角い頭部をもった甲虫。緑銅色、黄褐色、緑色、茶褐色など色彩変異がある。

 

葉陰に止まる キオビゴマダラエダシャク。

【キオビゴマダラエダシャク】シャクガ科エダシャク亜科。開張53~60㎜。6~7月に出現。白地に黒紋の斑模様で、翅の外縁に黄橙色の帯がある大きなシャクガ。翅の基部と頭部、胸部も黄橙色。

 

ガクアジサイにやってきた ホソヒラタアブ。

【ホソヒラタアブ】ハナアブ科ヒラタアブ亜科。8~11㎜。3~11月に出現。腹部は黄橙色と黒色の縞模様で、各節に太い帯と細い帯の2本ずつ黒帯があるスマートなアブ。

 

フィールドに細かいネットでできたテント状のものが、あちこちにありました!

 

ラベルを見ると、「昆虫相調査中」と書いてありました。「どんな虫がいるのか調べています。お手を触れないで下さい。」

夜間、ライトに寄ってきてネットに付いた昆虫を調べるものなのかな?

 

この日も木陰にキッチンカーが来ていました! かき氷の季節ですね~