春の野で、吸蜜中のチョウや 草むらで休むチョウを撮ってきました。
カタバミの花で吸蜜する ベニシジミ
『ベニシジミ』シジミチョウ科。前翅長13~19㎜。年数回、3月下旬~11月に出現。春型は明るい色。幼虫の食草はタデ科のスイバ、ギシギシなど。
ハルジオンで吸蜜する ベニシジミ
カラスノエンドウに止まる ヒメウラナミジャノメ
『ヒメウラナミジャノメ』タテハチョウ科。前翅長18~24㎜。年3~5回、3~9月に出現。春型は大きい。翅裏は細かい波模様に蛇の目紋がある。幼虫の食草はイネ科、カヤツリグサ科の植物。
葉に止まる ヒメウラナミジャノメ
アカメガシワの葉に止まる ルリタテハ
『ルリタテハ』タテハチョウ科。前翅長25~44㎜。多化性、夏型は6~8月、秋型は9~11月に出現。成虫で越冬。翅表は黒地にルリ色の帯がある。幼虫の食草はサルトリイバラなど。
葉の上で休む モンシロチョウ
『モンシロチョウ』シロチョウ科。前翅長20~30㎜。年6~7回、3~11月に出現。春型は小形。幼虫の食草はアブラナ科の植物。
タンポポで吸蜜する モンキチョウ
『モンキチョウ』シロチョウ科。前翅長22~33㎜。年4~5回、3~11月に出現。雌は黄色と白色の2型がある。幼虫の食草はマメ科のシロツメクサ、クサフジなど。
カラスノエンドウで吸蜜する ツバメシジミの雌
『ツバメシジミ』シジミチョウ科。前翅長9~19㎜。年4回、4~10月に出現。糸のような尾状突起のつけ根に橙色の斑がある。幼虫の食草はマメ科植物。
草むらにいた コミスジ
『コミスジ』タテハチョウ科。前翅長22~30㎜。年2~3回、4~10月に出現。羽ばたきと滑空を繰り返しながら軽やかに飛ぶ。幼虫の食草はマメ科植物、ニレ科のハルニレなど。
ヤマトシジミの雄がササの葉に止まっています
『ヤマトシジミ』シジミチョウ科。前翅長9~16㎜。年5~6回、3月下旬~11月に出現。雌の翅表は暗褐色、雄は空色。幼虫の食草はカタバミ。
葉の上で日向ぼっこ中の アゲハ
『アゲハ』アゲハチョウ科。前翅長35~60㎜。年2~5回、3~10月に出現。夏型は大形で、黒っぽい。幼虫の食草はミカン類、サンショウ類。