日本のお正月と言えば、神社仏閣へのお参り。
門柱には国旗を揚げ、玄関や車には注連縄(しめなわ)を。
それが日本の正月と思っていました、あの頃は。
 
 
子供が自立するまでは、藤井寺市の天満宮へ。
お参りを始めた頃は、境内に笙の音が流れ厳かに気分になったものです。
嫁や子供は着物を着て、私は大きなビデオを肩に担いで。
大きくに成るにつれ着物は卒業。
笙の音も消え、砂利を踏みつける音と縁日の賑やかな声。
 
これも、娘らが独立したらお終いに。
実は実家に行くにはこの道しかなかったので寄り道をしていたのですが、高速道路が整備され実家の近くにICが出来たのもお参りしなくなった原因です。
 
 
それからは、この神社にお参りしています。
音楽どころか、縁日も有りません。
 
 
手を清め
 
縁起物の売店を横目に
 
本堂へ。
 
コロナで、鈴の紐は撤去されています。
昨年無事に過ごせた事を報告とお礼をして、退散。
 
 
すっかり見かけなくなった、国旗が。
今じゃ非常に貴重じゃないですか。
子供の頃は、祝日に成ると玄関の両サイドに小さな国旗が飾って有りました。
大阪に来てからは周りがしていないので中止。
 
 
 
これも廃れつつある、しめ縄。
我が家は、何時からか、車のしめ縄が中止になり、暫くすると玄関の飾りも中止。
なんだか寂しかったけど、これも時代の流れ。
 
 
日本のお正月って良いな~~と感じたひとコマでした。