「森の生活」
さらさらと清流の流れる川の
ある森の中に住んでみたい
朝起きたら、川へ冷たい水で
顔を洗いに行く
冷たい水で顔を洗うと体も
心も清らかになる
人間の社会の嫌なことが全部洗い流される
小枝を集め、川から持ってきた石と
石の間に鍋を置き、
味噌汁を作る
服に染み込む火の匂いが
昔の故郷喜界島の釜戸の火を
思い出させる、ひぶっさ(煙たい)。
たぎる味噌汁の匂いが森へ流れる
川の向こうで小鹿が花を動かしているみたい
小鹿さん遠慮しないで
一緒に味噌汁食べようよ
あんたと二人で人生を語り合おうよ
私は森の中で動物と語り合う生活がしたい
オナゴハンに見離された. フリムン徳さん