![0514](https://stat.ameba.jp/user_images/20151112/08/ikoma-gun/70/79/j/t02200220_0480048013481445412.jpg?caw=800)
(弟道雄撮影)
「美女を求めて」
美女を見ていると、気持ちが良い。
美味しいごちそうを食べるより、スケベーの私は、
美女を眺めていたほうがいいように思う。
日本に帰ってきて1年、私が見つけたのは銀行である。
銀行に行くと沢山の若い美女が働いている。
カウンターの前の待合の長椅子に座って、
彼女らを眺めていると、常に控えめに、
笑顔を絶やさないでお客さんの応対をしている。
見ていて気持ちがいい。
仕事の間中、笑顔を作りっぱなしだから、
家での笑顔は休止のようにも思うが。
それに比べて、私がよく行っていたアメリカの
バンク オブ アメリカで働いている女性の中に、
美女を探すのは難しかった。
ラテン系の女性が多く、たまに、金髪の白人女性を
見つけるが、御歳を召している。
アメリカの銀行は給料が安いので、若い女性には
敬遠されているらしい。
その美女たちはどこで働いているのか、
日本に帰ってくる1ヶ月前にわかった。
売りに出していた家が売れたので、書類の作成のため、
不動産屋さんのオフィスへ行った。
金髪の美人がいっぱい働いている。
香水の匂いばかりではなく、
別嬪という不思議な匂いまで漂っているみたいだ。
それは不動産の登記をする
事務所(エスクロウ カンパニー)も同じだった。
でも私は日本で、毎日、家の中で
沢山の美女を眺めている。
テレビの番組に出てくる女性はほとんどが美女である。
日本のテレビ局は、ヨウこれだけ、美女を集めたなあと、
感心することしきりである。
でも、電車に乗ると美女を眺めをしようと、
美女を探すが、なかなかいない。
やはり美女は電車の中での痴漢されるのを嫌がって、
車で通勤しているのだろうか。