(弟の道雄撮影)
「催眠術は」
瞼が重たくなる---瞼が重たくなる
ホーラ、もう、瞼があかない。
みぞおちのあたりが暖かい---みぞおちのあたりが
暖かくなる。
ホーラ、もう暖かくなった。
今度は涼しい海辺の浜風があんたの額を撫でる。
これが夜眠れない時の自己催眠法だと本で読んだことがある。
たった一言二言で、人間を鳥にしたり、
椅子から立てないようにしたりしている催眠術が自分で
したくてたまらなかった。
特に、何百人モノ聴衆を一度に催眠術にかける場面は
興味津々だった。
嫁はんと結婚する前の24,5歳の頃、大阪の催眠術教室にも
通ったことがある。
催眠術のテレビ番組などは目を丸くして、
歯を食いしばってみていた。もちろん催眠術に関する本も読んだ。
昔、イギリスで、道行く人に催眠術をかけて、
悪いことをした人のことを本で読んだことがある。
催眠術教室に通っていた頃の珍しかったのは今でも
はっきり思い出せる。
若い先生が生徒みんなに拳を握らせ、親指と人差指の間に、
10円の硬貨を挟んで、{熱くなれ、熱くなれ」と
言わせていたら、一人の生徒が、「熱い、熱いと叫び、
10円硬貨を放り出したのを思い出す。
催眠術はインチキだという声もよく聞く。
インターネットで催眠術を検索してみたら、
いっぱい出てくる。
でも、考えさせられた。
受講料金20万円の所⇒特別価格無料!
会場費別(ソフトドリンク飲み放題付)
15万円(学割8万円)※基礎・上級コース同時申込みの場合は、
通常25万円⇒22万円になります。
私にはちょっとではなく、随分高すぎる。