135-フリムン徳さんのパンク 4(終) 「フリムン徳さんは長生きし過ぎたくないが??」1 | ikoma-gun(フリムン徳さん)のブログ

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4 生前に病気で、薬を沢山、長年飲んでいた人は死んでからでも

なかなか死なない、いや、骨にならない。昔私の古里喜界島では

火葬がなくて、土葬だった。人が死ぬと、木で作られた棺桶に入れられて、

土の中に埋められた。

それから、3年経つと、親戚の人達がその棺桶を掘り起こして、

腐って肉がなくなった骨を綺麗に拭いて、本当の墓に入れる。

それが3年忌に行われる。


 その骨拾いの時に、長年薬を飲んでいた人はまだ、肉が腐ってなく、

肉に引っ付いている。苦労して肉をはがしとっているのを見たことがある。

体が薬漬けになっていた。死んでからまで、長生きしすぎているみたいである。


 今の私は、薬漬けだけではない、晩酌のアルコール付けにもなっている。

死んでからまで長生きしすぎて、皆さんに迷惑をかけそうである。

私が自分の下の世話ができなくなったら、

どなたか「天国への切符を買う方法を教えていただきませんでしょうか


* このエッセイを書いたのが65歳の時、2008年である。

それから、4年後の2012年10月22日に、私は日本へ旅行に行った時、

突然倒れ、三途の川に立ち、ウヤフジ達と対面し、3日目にこの世へ

帰って来ることができた。勢ぞろいしていたウヤフジ達が、

天国にあった小さな医療器械CTみたいなのに入れと言った声が

聞こえた途端に、私は生きがえった。私はまだ、寝たきりの老人では

ないから、天国から追い返されたのだろうか。

それとも、私が書いたエッセイの中に、「ウヤフジのお陰」と

いう言葉を沢山書いているから、ウヤフジが助けたのだろうか。


終わり