週に何日かは大学の医局から若手の先生にアルバイトに来てもらっている。
以前は大学を卒業すればなんとか一通り見よう見まねで簡単な治療はできた。
歯学部6年生は臨床実習といって指導教官の下一年間患者さんの治療をする。
最近の話では大学によってはほとんど見学だけで臨床実習を終えてしまうそうだ。
国家試験を通っても実際に治療経験の無い新米歯科医師は研修が必須となる。
歯科研修医制度はそういうことからやっと義務化されたらしい。
以前と比較して即戦力となる時期が遅れるためその間の給料もなかなか厳しいようだ。
25歳過ぎの新米歯科医師の給料が20歳そこそこの歯科衛生士の給料よりも低いといったことも日常茶飯事だ。
ただ卒後3,4年すると一気に腕が上がりできる歯科医師の給料はうなぎのぼりとなる。
伸びる先生を見ていると技術はともあれ患者さんとのコミュニケーションが実にうまくなされている。
これは大学では教えてくれない一番大事なことである。