聖書箇所(旧約聖書 哀歌 4:1~10)の要約

金は黒ずみ、聖なる石は道端に投げ捨てられ、シオンの子らは土の壺のように見なされています。
民は荒野の駝鳥のように無慈悲となり、乳飲み子の舌は渇き、パンを求めても割いてやる者もいません。
聖別された者たちの顔は煤より黒くなり、畑の実りがないために、痩せ衰えて死んでいきました。

 

   

 

【御言葉から】

神様の裁きは、高価なものも「価値のない」ものに転落させます。
エレミヤは、黄金が色褪せたようにエルサレムが卑しくなったと嘆きます。
輝いていた神殿は破壊され、聖なる石は道端に投げ捨てられています。
尊かった民は捕虜として引かれて行き、「土の壺」のようにみすぼらしい身分となりました。
その上、エルサレムは飢えによって惨状を極めています。
卵を砂漠に放置する駝鳥のように、ユダの民は子どもを養わず、飢え死にさせます。
御馳走を食べ、高価な衣を着ていた貴族たちも物乞いで命を繋いでいます。
神様の裁きが臨んだので、栄光が離れ、命を保つことさえ難しい状況になってしまいました。
エルサレムの滅亡は、度重なる罪に対する神様の裁きです。
エレミヤは、堕落と滅亡の象徴となったソドムの罪よりもエルサレムの罪は大きかったという衝撃的な診断を下しました。
エルサレムは、裁きを叫ぶ預言者たちの警告を長い間聞いてきたのに立ち返らなかったので、ソドムよりもその罪が大きいという評価を受けたのです。
どんなものよりも清く輝いていたエルサレムは、煤よりも黒い顔に干からびた骨だけが残った悲惨な存在となりました。
民は自分の子の肉を食べるほど深刻な飢えに苦しんでいたので、エレミヤは却って剣で殺される者の方が飢えで殺される者よりも幸せだと言います。
これは、不従順に対する呪いとして警告された神様の御言葉の成就です。

 

   

 

【祈り】

この世の華やかさと豊かさばかりを追い求め、信仰的には飢え切っていたのではないかと悔い改めます。
イエス様の警告を軽んじることなく、徹底的に聴き従う者となれますように。
イエス様の御言葉をいつも深く黙想し、従い、教える私と共同体となりますように。

ワクチンとは言えないコロナワクチンや地球温暖化、LGBTQ、昆虫食など、反キリストのサタニストどもの悪巧みが主イエス様の時に暴かれ、阻止され、裁かれ、罰せられますように。
一人でも多くの方が主イエス様と出会い、罪の悔い改めに導かれてイエス様を信じ罪赦され、救われますように。
主の御心がなりますように。 ナザレ主イエス・キリスト様の御名で祈ります。アーメン!